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丸山誠のカーライフあれこれ
30 民主党、お前も前政権と同じなのか!?
2010/01/12
URLリンク(journal.mycom.co.jp)
昨年実現した政権交代。モータージャーナリストとしてもっとも注目していたのは高速道路の無料化実施だ。
無料化はクルマでの移動を増やすので二酸化炭素の削減、地球温暖化防止に逆行すると批判する人も多いが、
ボクはそう思わない。高速道路が無料化されても燃料代が必要なことには変わりはないから、ムダな走行は
それほど多くはならいないはずだ。
また、無料化に反対する多くの人は、高速道路が渋滞するため燃費が悪くなり、移動時間の短縮という
高速道路としての意味もなくなるという。果たしてそうだろうか。高速道路無料化による渋滞を心配する人の
根拠の多くは、現在行われている休日・祝日の1000円高速料金。確かに昨年夏の夏休みシーズンや
秋の紅葉シーズン、この1000料金が適用された日は渋滞する高速道路が多かった。
だが、この渋滞は休日と祝日だけに適用される割引の恩恵を受けようと、多くの人が土日や祝日に高速道路を
利用するためだ。
民主党がマニフェストに掲げた無料化は、こうした曜日を特定していない。だから渋滞によって燃費が悪化して、
温暖化防止に逆効果とはならないのだ。平日も1000円高速が実現していれば、こうした渋滞の発生は
かなり少なくできたはずだ。無料になれば、逆に利用料金が発生しない(自動車税や重量税や、揮発油税などで
負担しているが)。一般道より高速道路を使う人が増えるため燃費は改善する。ノンストップの高速道路を
走行するほうが、温暖化防止に貢献できる。
さらに見逃せないのが歩行者や自転車などとの事故を減少させられる点。一般道を走る限り、
歩行者などとの事故が起こる可能性がある。だが、多くのクルマが高速道路を走ればそうしたリスクはかなり
軽減され、一般道での事故が減るだろう。歩行者や自転車との事故は死亡事故など重大な結果に結びつくことが
多いが、そうした事故を減らせる可能性が大きいのだ。