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迷走する高速道路問題 協組運営にも影響
苛立ちは募るばかり
6月導入を目指した高速道路の新料金制度だが、先行きは不透明だ。ETC搭載車の深夜早朝割引もなくなり、
上限料金以上を走る長距離利用者以外には実質的に値上げとなる同制度。
一方では「誰も通らない道ばかり」と揶揄される高速無料区間。先の見えない同制度に苛立つのは運送事業協同組合だ。
総会に向けて予算案を作成している神奈川県のある協組では、予算は普通車上限2000円、大型上限5000円の
新料金制度を前提に予算案を編成した。総会直前の高速道路料金の迷走に「今さら、どうしようもない」と、協組の
予算編成まで振り回されている状態だ。
さらに見直ししない場合にも、新料金制度には疑問が噴出している。
疑問の一つは、ETCなしでも上限制を適用する方針だ。運送事業者の多くがETCを搭載しているが、これでは
ETC車載器導入コストは無駄になってしまううえに、ETC導入による料金所の渋滞緩和という効果もなくなってしまう。