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【経済政策】高速道路値下げ1年、経済効果は「期待外れ」 [03/21]
スレリンク(bizplus板)
「休日上限1000円」の高速道路料金値下げが始まり、20日で1年を迎えた。
地域経済の活性化の掛け声とともに導入されたが、大型連休並みの大渋滞でサービス
エリア(SA)は混雑したものの、フェリーや鉄道は大きく利用客を減らし、
観光地では「目に見える経済効果はなかった」との声も上がる。高速値下げは
地域に何をもたらしたのか。
西日本高速道路会社によると値下げによって、土曜休日の交通量(1月末時点)は、
兵庫県内の中国、山陽の各自動車道、舞鶴若狭道で16~43%増えた。神戸淡路
鳴門道の明石海峡大橋、大鳴門橋も22~27%増加した。
その結果、関西のSA、パーキングエリア(PA)では売り上げが10%伸び、
国土交通省は「地域経済に一定の成果があった」とする。
だが、観光地の受け止めは冷ややかだ。淡路市楠本の国道28号沿いで、「渡舟
(わたりぶね)食堂」を経営する小橋由子さん(44)は「東浦インターに近く、
値下げでお客は増えると思っていたが…。期待外れでした」とため息をつく。
神戸、阪神間の釣り客は「高知で大物を狙いたい」と四国へ。年間の売り上げは
2割近く落ちた。