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自動車盗が全国最多 ハイエースなど1272件 1~4月千葉県警まとめ
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2010年05月25日10時27分
千葉県内の今年1~4月の自動車盗の認知件数が、前年より101件増えて1272件となり、
全国最多となっていることが24日までに、県警のまとめで分かった。被害に遭うのは、
トヨタのワゴン車「ハイエース」が多く、全体の約3割を占める。県警は、窃盗グループが
役割分担し、車を解体するなどして海外に輸出しているとみて捜査。持ち主には、
車の止め場所に注意し、防犯対策を徹底するよう求めている。
■柏や野田で増加
県警生活安全総務課によると、県内の今年の自動車盗の認知件数は、4月末までで1272件。
昨年より101件増加しており、1192件の愛知県を抜いて全国最多だ。被害全体の約3割を
トヨタの「ハイエース」が占める。
高速道路近くでの被害が目立ち、今年は、柏や野田市内での犯行が多くなった。同課の担当者は
「誰でも入れる駐車場が多く、高速道で来て逃げることもできる。
千葉はやりやすい環境にあるのでは」と推測する。
■解体してコンテナ詰め
盗難後に見つかる車は少なく、多くは部品に解体されるなどして、海外に輸出、
転売されているとみられる。特に丈夫で海外で人気のあるハイエースが狙われるという。
窃盗事件を担当する県警捜査3課によると、犯行グループは、盗みの「実行犯」、
海外への「輸出役」などに別れる。県内では昨年までに、アフリカへの輸出と、
ヤードと呼ばれる資材置き場で解体を手掛けたタンザニア国籍の男や、男から注文を受け、
盗んだ車を男に売っていた日本人らのグループが摘発されている。ヤードで解体された部品は、
その場でコンテナに詰め込まれ、通関業者を通して輸出されていた。