10/04/25 16:13:07 PLyr+Oto0
自動車盗難、千葉県が最悪…8割が施錠状態で
今年1~3月末の千葉県内の自動車盗件数が、全国の都道府県で最も多かったことが県警などのまとめで分かった。
約8割が鍵をかけた状態で盗まれており、県警は窃盗グループが暗躍しているものとみて、実態把握に努めると共に、
車の所有者に盗難防止の対策を強化するよう呼びかけている。
警察の犯罪統計によると、県内の自動車盗認知件数は962件にのぼり、前年同期比で66件増え、都道府県別で
ワーストワンとなった。このうち、777件が鍵をかけた状態で盗まれていた。
捜査3課によると、車種別では、トヨタのワンボックスカー「ハイエース」が最も多く、約3割を占めた。
2位はトヨタの高級車「セルシオ」、3位は工事現場などで使われるクレーン付きトラックだった。
同課によると、自動車盗の典型的なパターンは、エンジンのキーシリンダーを破壊し、配線を直結させて、
「ヤード」と呼ばれる自動車解体施設まで運転して持ち込み、解体して部品として輸出する。
ヤードは外国人が経営していることが多い。国や地域ごとに「人気車種」が異なり、例えば、ハイエースがヤードに
運び込まれると、アフリカに輸出されるとみられるという。
盗難防止のために「イモビライザー」を搭載している車も、配線を切断し、盗まれるケースもあり、同課は
「ハンドルやタイヤにロックをかけるのが一番」と話している。
(2010年4月25日15時39分 読売新聞)
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