09/06/25 17:30:27 3WzUOYAM0
>>48の続き
■面倒で高価で使いにくい日本のETC
そもそも日本のETCは世界に例を見ないほど高価格であり、機能重視に思える。
米国や欧州では日本より早くから高速道路のETCが普及していたが、ものすごく
簡易で安価な器具で実現してきた。
日本のように、車載器を買い、それとは別にカードをクレジットカード会社に発行して
もらい、専門家に取り付けてもらってやっとETCが使えるといった煩雑な手続きと
高価な器具購入はあり得ない。発想が根本的に違うようだ。
米東部を中心に採用されているETCは「E-Z Pass」というシステムで、ユーザーは
小売店でゼロから20ドルくらい(州や発行機関によって異なる)を払うと、タグという
プラスチック製の子供玩具のような器具を支給される。この器具に書いてあるシリアル
番号をインターネットから入力し、クレジットカード番号を登録する。
これを車のガラスに内側から張ったり、料金ゲートを通るときにガラスに押し当てる
ようにしてかざすだけでいい。工事も必要ないし、車載器という概念もない。これを
見たとき、日本のETCはなんでこんなに面倒で高価で使いにくいんだろう、と感じた。
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