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消費者庁、ダイハツのリコールを2日前に注意喚起
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ダイハツ工業が9月10日に国土交通省に届け出た『ロッキー』のリコール(回収・無償修理)は、
今月1日に発足した消費者庁が8日に発表して注意を喚起したものだ。
省庁や自治体は、事故情報を把握した場合、消費者庁に通知することが義務付けられている。
今回、消費者庁は国土交通省から、ダイハツのロッキーが山中で約30分のアイドリングで駐車後、
室内でタバコに火をつけると引火したとの通知を受けた。
これを受けて消費者庁は、同省の調査の結果、後席右側トリム内に取付けられているキャニスター行きホースの
チェックバルブに亀裂が入っており、そこから漏れた燃料蒸発ガスにライターの火が引火したと推定。
車両は以前から走行中にガソリン臭がしていたとのこと。現在、チェックバルブの亀裂原因について調査中であることを公表し、
ユーザーに注意を促した。
今回、この2日後にダイハツ工業がロッキーのリコールを届け出ており、
事故情報をいち早く伝えるという消費者庁の役目を果たしたことになる。