09/03/17 10:41:40 A/qRCHuq0
Last-Modified: Tue, 17 Mar 2009 01:09:09 GMT
3月17日 16時45分に追加 再確認したところ、新型プリウスの価格は税込みでありました!
驚愕の価格設定である。昨日のTOP、修正済みです。
最近クルマが面白くなかったのは「凄い!」という驚きがなかったせいだったと思う。
実際、デビューしてくる新型車を見ても予想の範囲内。
「どのクルマを買っても同じ」みたいな状況になっていた。
その間、トヨタはハイブリッドを次世代のクルマの中核にすべく懸命に努力してきたということです。
なんせ初代プリウスの発表から12年間も経過してますから。
逆に他のメーカーは圧倒的に燃費の良いハイブリッドを12年間にわたって全く評価していなかった、
ということになる。私自身、スズキやダイハツといった一部を除き、
全てのメーカーに12年間「ハイブリッドは?」と問い続けてきた。
ホンダを除くメーカーは、一様に「そんなもの作れない」という対応。
いつの間にか日本の自動車産業もぬるま湯につかる体質になっていたワケです。
今回のプリウスショックを受け「大人げない」とか「間違った判断」などという意見を述べる同業者もいる。
確かに短期的に見ればトヨタの戦略はどうかと思う。あと10万円高い値付けだって十分安い。
けれど今回の不景気が終わったときにやってくるエネルギー問題など考えれば、
今や6500万年前に隕石落ち、恐竜が全滅した時と同じくらい変化しなければならないんだと思う。
205万円のプリウスはトヨタ社内にも大きなインパクトを与えるだろう。
普通のクルマ作ってもダメだと認識しているに違いない。
もはやエンジンだけで走るクルマは恐竜のような存在。
小型の恐竜のみ生き延びれるかもしれないけれど、主流はほ乳類になっていくということです。
逆にほ乳類や生命力のあるは虫類さえ作れれば、世界の覇権を取れるということ。
トヨタは100年に一度の不況に接し、大きく大きく舵を切った。
私が年初に書いた「全く新しいクルマ観 URLリンク(kunisawa.txt-nifty.com)」
を含め、今こそ会社存続を掛けた勝負をすべき時期だと思う。大切なのは社長の実力です。