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Last-Modified: Tue, 24 Feb 2009 01:19:54 GMT
2月24日 今回の不況を機に社長交代する自動車メーカーが多い。
共通してるのは「これといった失策はしていない」ということ。
トヨタの場合、心機一転巻き直しを計るべく大政奉還という選択をした。
昨日社長交代を発表したホンダも同じ。
強いて福井社長の失策をあげるとするなら、2輪関係者にF1を任せたことくらいだろう。
それだって「勝てなかった」だけで、当時は潤沢な予算があったし、きっちり終わらせている。
むしろ歴代社長の中では幅広い事業に乗り出すなど功績の方が大きい。
ダーウィンの進化論からすれば「生存の危機に直面した時は変化できたものだけ生き残れる」ですから。
ちなみに新社長の伊東考紳さんはホンダの社長では初めて車体設計の技術者。
社内的には大きな方針変換だったりする。
伝統的にホンダはエンジン屋さんの勢力が強い。加えて福井さんの時代、2輪部門も大いに引き立てた。
当然ながら車体やシャシ部門にとっちゃ不満多かったことだろう。
何たって今や環境の時代。エンジンが無くなることはあっても、車体は無くならないですから。
伊東さんならバランスよくまとめられるんじゃなかろうか。
エンジン以外の「わくわく感」を具現化させて欲しい。
(つづく)