09/08/25 00:59:03 NqYDPMK70
>>571
>高級車としては、センターグリルの後期型の方が押出しが強くてよかったのでしょうか
プレジデントがあのゴツイ後期になったのが昭和48年。
メーカーの公式アナウンスはないものの、この時期あたりから、取ってつけたようなフェイスリフトや
ノーズ延長、エンジンの排気量増大が各メーカーに見られます。
ちょうどこの時期は、48、50、53年の排気ガス対策に向けて必死になっていた頃で、酸化触媒やら
二次エアブロワーやらぶち込んで、熱害対策必至の状況になっていました。
グリルの拡大も美醜はともかく、その時代に必然のことだったのでしょう。
わかりやすい例に、同時期のコロナマーク2があります。
前期ではグリルに合わせたデザインのバンパーですが、後期では一直線のバンパー、しかも
グリルとバンパーのスキマは開けっ放しで開口部を稼いでいます。
見た目の印象は「投げやりなフェイスリフト」ですが、50年対策のエンジンを積むために、
フロアパネルのプレス、エンジンマウント位置まで変えているという涙ぐましいシロモノです。
前期型
URLリンク(www7a.biglobe.ne.jp)
後期型
URLリンク(www.geocities.jp)