くるまオタク養成講座 MkⅧat CAR
くるまオタク養成講座 MkⅧ - 暇つぶし2ch1:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/01 16:26:06 3/ji9w1+0
前スレ くるまオタク養成講座 道 ~散開~  466resでOn Dead End Street.

6・ くるまオタク養成講座Ⅵ ”La passione ci guida” 情熱が我等を導く 803レスでEND
5. くるまオタク養成講座Ⅴ ~Fun Fun Fun~  827レスでEND
4. くるまオタク養成講座Ⅳ(;´Д`)棒力教室(;´Д`) 538レスでEND
3. くるまオタク養成講座Ⅲ9829;飽くなきボーソー9829 568レスでEND
2. くるまオタク養成講座Ⅱ~明日無き暴走~ 541レスでEND
1. くるまオタク養成講座 725レスでEND

1000行く事が目的でもないけど、別に最短512kb埋めを目指す気も無い

2:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/01 23:04:32 S5kLDjAcO
シコッたら精子出た

3:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/02 00:07:41 3/ji9w1+0
いきなりの過疎スレで、先が思いやられますが。
前スレの終わりから10日もサボって間を空けてしまったこともあるでしょうから仕方ないかな?

考えてみれば「養成講座」というタイトルのスレッドですから、
以前の流れを知らぬ人がいきなり見れば、私が講座を開いているかのように見られるかも知れません。
勿論そんな御大層なつもりは有りませんし、教えて頂く側に回る事も多いのですが
自動車に詳しい人=常に此処を保守出来るヒマ人ではないのもまた当然ですので
ヒマな時間のある人が保守・進行を努めるという事で、今のところは私・・。

さて新スレ立てたは良いけれど、前スレ終えてから何かネタ仕込んでいたという訳でも無し。
これと言って話の種も無いのですが、先日横浜市郊外の複合商業施設“トレッサ横浜”に初めて行ったので
そこで(例によって)思ったことなど。

トヨタの系列会社が経営するというこの施設、最近ららぽーとやラゾーナ川崎など似たようなところも多く。
また自宅からは渋滞が日常化している場所を通らないといけない事もあり、今迄行かないでいたのですが
まぁ(テナントの多くがチェーン店なのですから無理も無いのですが)中は先に挙げたところと大差無し。
販売店の枠を超えて全トヨタ車が陳列されていると言っても、それが何か?と言えばそれまで。
そんな中、気になったのがトヨタ車の並ぶ前にクレープ屋さんの屋台代わりに置かれていた
VWタイプⅡハイルーフ仕様でした。

23や21窓のマイクロバスとかではなく、パネルバン仕様でしたから前に並んだ現代のトヨタ車とは
直接比較になる物でもありませんが。私にはこれが最も魅力的に見えました。
それは私が一種の変人(だろうな・・やっぱり)だからという訳のみでもないでしょう。
そうでなければ、飾り物の屋台にであっても使う理由が無いのですから。
で、帰路の車中で運転しながらいろいろと考えたのですが、
優れた形とか優れた車ってのはいつの時代の中でもその価値が変質することはあっても
優れたものであること自体に変化は無いという、ごくありふれた事がその中心。
自動車が他の工業製品と異なるところは、その辺から考えられるのではないでしょうか?


4:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/02 13:15:07 9rQk4l7M0
いょんげっと♪

5:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/03 00:22:30 CrrIDLJ30
新スレ立てたのに気付いてない人もいそうなので、とりあえずはどうでも良いような私の独り言の続き。

機能的に完成された工業製品の中には、
その形を変化させる事を止めてしまったかのような物も少なくありません。
家電に例えるのは不適当かも知れませんが、トースターやヘアドライヤーなどはその代表でしょう。
車と同じく趣味性の強い物としては、楽器などもその中に入れても良いのかも。
電気ギター、特にソリッドギターなどは形状にかなりの自由度が有るにも拘らず、
多くの演奏家はその黎明期に生み出されたフェンダーのテレキャスターやストラトキャスター
若しくはギブソンのレス・ポールを用いています。

楽器は演奏家の自己表現の道具という面を持っていますが、
楽器の形態は演奏家の内面を表現するものではなく、飽くまで表現はそこから生み出される音によるもの。
格好の良い楽器も有ればそうではない物も有りますが、
形状それ自体には大した意味は無いと考えても良いでしょう。
その事が大筋に於いて形状の変化が熱心に行われない理由の一つでしょうか。

車に話を戻すと。自動車に乗ることは自己表現の方法という訳ではないでしょうが、
乗る側がそれを望まなくとも、否応無しにその人のなりの一部として見られる物であります。
機能のみを考慮して選んだ服装であっても、
周囲はその人の自己表現であると捉えてしまうのを避けられないように。
ですから、同じく趣味性の強い工業製品である楽器とは、モデル(車種)選択の意味はかなり異なります。

自動車の形が、時代と共に変化する最も大きな理由というのは、この辺なのではないかと思う事が有ります。
楽器が如何に優れた物で所有する喜びを与えてようと、持つ側にとっては道具であって
基本的にはそれ自体が鑑賞する対象ではないのに対して
自動車は移動や趣味の道具でありつつも、それ自体が一種の作品として完結し鑑賞の対象と成り得るもの。
ですから、持つ側の嗜好の変化に合わせる必要も生じますし、同じ主題に沿った作品を幾つも延々と
繰り返して生み出す事は市場から許されないことで、その結果として変化を続けなくてはならないのでは
ないでしょうか。

6:CA4A海苔
09/02/03 21:35:48 HnPslWqE0
逝ってる氏、お久しぶりです。
愛車の10万マイル突破記念にて、禅問答を少々
「100%機能に忠実な形のトースター」
「100%目的に忠実な形のギター」
多分、車にとっては、どちらも有り得ない条件でしょう。
機能と目的が、一部相反する場合も有る以上、製作者の匙加減
や私見等で、基本設計すらも普遍化されない怪しげな機械なの
です。機能の進化が形を変える。目的の多様化が形を進化させ
る。社会環境や時代の趨勢で、好むと好まざるに関わらず、形
を変えて行かなければならない。そんな可哀想な機械に魂を奪
れてしまったオイラには、どんな形も愛おしいのです。
さて皆様、100%「何か」に忠実な形の車とは?

7:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/03 22:51:20 pkyHAcJD0
今手に入る自動車、という縛りだと、三菱ジープの中古車ですかね。それもディーゼル。
悪路に強くてタフで経済性も一定水準で満たす万能車となるとこれに落ち着くかと。

そして、車好き云々を右に置いて身もフタもないブレッド&バターな車を考えると、
1500ccのカローラセダンになるんじゃないかと思います。
その凡庸さと適度な手抜きによって、カーマニアからどれだけ罵詈雑言を浴びせられようが、
この車の恐ろしいまでの実用性とバリューフォーマネーは認めざるを得ないでしょう。
VWゴルフは粗悪ガソリンを喰わされたらヘタるのが目に見えてますし。

8:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/04 00:55:20 qYSx//aT0
>>6
お久し振り。新スレでいきなりレスの付けようもない流れを自ら作りつつあるか?と思っていたところ(w

自動車が形を変化させるのは、駆動方式やら空力特性の進歩といった技術的な部分が促しているのと、
時代の流行が促しているのとに二分されるというのが普遍的な見方ではないでしょうか?
昔には存在しなかった、新たなカテゴリーの自動車が誕生するというのも、
技術の進歩がそれを可能としたという一面と、時代がそれを求めたという面とがあるでしょうから
自動車の形の変化と同じ流れの中にある出来事と言えるのでしょう。

しかし少し見方を変え、何故技術は進歩するのか?また流行は何故存在するのかと考えてみると(ヒマな人 w)
そこに大した必要性は無いのかも知れません。
50年前に美しかった車は今尚美しいですし、(さすがに50年前の車を語るに値するだけ試した経験は無いので)
20~30年前に「良い車である」と評価された車は、現代でも古くないのみならず充分に
「良い車である」と評価出来るものであります。
勿論、20年前の車にはエアバッグも備わりませんから安全性は低いでしょうし、排気中の有毒物も
現代の車と比較すれば多い事は間違いないのですが、その辺は車本来の機能からすれば
枝葉末節の洗練に過ぎないと見る事も出来るでしょう。

話が拡散するのを避ける為に、此処では形状のみに絞って考えますが
流行が変化し、空力の研究が進んでも、尚良い形と評価される形の車は幾らでも有ります。
細部の洗練を加えることで、長寿モデルとなる車もそうした中にはありますが、
多くは中身を変化させた時に、外面には技術的な必然性無くとも新型への変化を強いられます。
流行が変化するというのは、市場側がそれを求めるという面のみではなくメーカー側が作り出す場合も
多くあります。
それを私は否定的に見る者ではなく、むしろそう有るべきと考える側でもあります。
昨日も書いたように、自動車は道具であると同時に作品でもあると思うので、
過去の傑作は傑作として尊重しつつも、常に変化と創造を重ねなければならない物だと考えるからです。
その形の変化が創造を目的としているという面があって、初めてその鑑賞も趣味と成り得るのではないでしょうか。

9:CA4A海苔
09/02/04 02:14:45 dfWb+45B0
>>8全面的に同意見って所から始めさせていただきます。
で、デザインと時代について少し考えていたのだけれど
子供のころ、色々な媒体に描かれていた「未来の車」ってのは、どれも
華やかな夢のある姿で、実際に当時の工業技術で実現するには少々ハー
ドルの高い代物(製品化するにはコストがかかりすぎるという場合も含め
て)だったのだけれど、今やデザイナーの筆先は、かなり自由な線を引け
る様になりました。しかし安全性、経済性、商売上のコストの都合等で、
さらに筆を矯める事を求められる(特に我が国)現代のアーティスト達は、
「カリカチュアライズされたシンプル&クリーン」初代ゴルフの境地に
イタルのに、どれ程の呻吟を重ねるのか?先の評価は厳しい事になる気
がします。



10:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/05 00:18:00 0V0eCDSo0
初代ゴルフは簡潔で機能的でもあり、また味わいも有りますが。夢のある形かと考えると
ちょっと、どんなものか?みたいな気もしますが・・(w

ところで未来の車というと、真っ先にこれを思い出します。
URLリンク(lint.s1.x-beat.com)
1970年・大阪万博に出品されたピニン・ファリーナ“モデューロ”
他には前スレッドでも触れた60年代フォード・デザインスタジオのアイドルであったと言われる
“レヴァカー・マッハ1”とか(車とは言えませんが)
URLリンク(www.tvhistory.tv)

しかし、こういう言い方もナンですけど。
これらの“未来の車”ってのは、飽くまでその絵が描かれた当時の流行の象徴的存在であり、
実は全く未来とは無関係なものであったと言っても良いのではないでしょうか。
例えばシトローエンDSとか、更に古いモノではブガッティT57S/C“クーペ・アトランティーク”など
現代の視点で見ても“未来的”と感じさせてくれる車は有りますが
それはジュール・ヴェルヌの書いたSF小説のように、昔の人が夢見た未来であり
いくら未来的と見えてもやはり過去の車であることに違いはないのです。

上のような書き方をしたからと言って勿論DSや“クーペ・アトランティーク”を否定するのではなく、
これらは私が最も好きな形の車であります。
話は昨日の書き込みの終わり頃に戻りますが、何故自動車の形は変化して行かないといけないのか?っつうと
いくらDSが美しくとも、DSを模倣して同じ主題を繰り返しても決してDSは超える事は出来ないばかりか
唯一無二の個性的な存在であるDSの価値を引き下げる事にもなりかねないから。
・・といったようなことが理由として挙げられるのではないでしょうか。

例えはまた音楽になりますが、創造と発展を繰り返して現代の音楽が有るからこそ、古典の良さも際立つもので
新しい物を全く作らない伝統芸能とか、同じ事ばかりを繰り返して似たような曲作りに終始する演歌などが
廃れていくのは道理であると思います。
同じ主題の曲作りを重ねるだけでは新曲にも新鮮味が無いですし。古典の良さを陳腐化させるだけでしょうから。


11:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/05 23:46:53 MY9QMI+W0
えーと。
いまから書く文章は、ある方へのオマージュです。

この方、ちょっと憧れである生き方を実践している方で
かなり昔から知っており(ニフティ時代より)なかなか面白い
含蓄がある文章を書く方です。

この方がその昔発表された、「自動車マニア実践講座」という
なかなか面白い短文集。
コレを今の世に当てはめてみるとどうなのだろう?とふと思いました。

当時とは世代が1/5世紀離れているのですが、内容的にはかなり
の普遍的なものもあります。

しかし、細かいニュアンス、時代背景などそのままでは微妙に
食い違いがありますし大きく時代が変わったもので、より顕著に
浮かび上がることもあります。

ここに勝手にそれをアレンジしてしまうことで、原文の洒脱でけだるい
独特の雰囲気を壊してしまうかもしれないとはおもいつつ、それでも
同一のネタで書いて見たいという思いを抑えることは出来ませんでした。

乱文になるとは思いますが、この頃の5年ほどの自分自身の移り変わりと
ともに、なにかシニカルでちょっぴり切なくなり、ちょっぴりどきどきする
そんなキモチをお届けできれば幸いと思います。

では、第一回講座、改めてスタートしたい思います。
楽しんでいただければ、ぼくもうれしいです。

12:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/05 23:57:42 MY9QMI+W0
 あ な た は  車 が す き ?  そ れ と も ? 

現代社会において、車はあって当たり前、言うなければ便利なゲタ。どこへでも移動できるけれど、駐車場にいつも困る
といったやっかいな問題のほかに、地球環境とかまで含めた問題点を含んだアイテムになりました。
しかし、まだ一部の男性や女性にとってはアクセサリー感覚で足りない自分の魅力を補ってくれる、そんな能力があると
期待されている向きもあるようです。
もちろん、歩くとおなかの揺れるおっさんがフェラーリやポルシェを運転していることはよくあるのですが、誰も尊敬
したりはしません。
もちろん、僕もおっさんですから自慢したいキモチはよくわかります。
現実には、「にあわねーよ」といった類の罵詈雑言のオンパレードです。
しかし、それでも夢と希望を、しょぼいおっさんに与えてくれる神器として数多くの高級(笑)車がいまだ売られています。

 昭和60年代~平成2年のバブル真っ只中を味わったものとしては、いまは微妙な時代です。
昭和40年ではクルマをもっているだけでえっへんできました。
ところがいま、中古のベンツ、セルシオを乗っているのは時代が読めない頭のチョット足りない人といった評価が一般的
でしょうね。ところが、こんな彼がお年寄りが横断歩道を渡るときに手を引いてあげていたり、交通事故では救急隊が
くるまでに事故の被害者の救護をしたり、はたまた松任谷さんと車談義をしていたら、渋い!!カッコイイ!!と思う人が多少は
でてくるかもしれません。

 さて、高級なクルマで高尚な人達と上級な生活が送れれば、それは理想なのですが、そこまでは恵まれていないあなた
にも、クルマのある生活をえっへんの材料にすることは、さほど難しくはありません。
そう、クルマにこだわりを持った「マニア」として名を馳せ、良い気分に浸れる世界があるのです。

それは、インターネットという世界に出現しました。

13:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/05 23:58:44 MY9QMI+W0
2ch掲示板
ここはだれでもアクセスできて、誰でも書き込める巨大掲示板のひとつです。。
かっこいい専門用語を操り、難しい数式を駆使して自動車メーカーの専門家を批評する。
しかも、だれにも咎められることなく(笑)
徳大寺はダメだね、国沢も困ったもんだとフッとため息ついていかにもわかっていような振りさえすれば
若葉マークのにーちゃんから見れば神様になれます。
「自動車マニア」になるのは、わずかな向上心とささやかな努力さえあれば、縦列駐車すらおぼつかない
運痴や物理の偏差値が40以下の人にだって、実は簡単なことなのです。

ここでは、カーグラフィックのような、ビョーキの人達の読むかっこいい雑誌の記事はちんぷんかんぷんな人
にでも、終了後には大衆クルマ雑誌、中綴じで包茎手術の宣伝なんかが載っているやつ、その程度の
雑誌のライターなんぞは鼻で笑えるところまで、マニアとしての基礎を身につけられるように、うんちくを展開して
いこうと思います(ああ、ほんとにうそ臭いw)。
ただし、自動車工学だのデザイン理論だのは、まったく身につきません。
そのような本当の専門教育は、それらしい本を読んだりした程度では理解することは不可能です。
才能のある方はそれを変にスポイルしないように最初に専門教育を受けてくださいませ。
まちがっても教育を受けずにデザイナーと会っても話を理解できませんし、デザイナーも時間の無駄ですからね。

 ではまず、基本的なクルマの言葉について、ひとつづつ説明をしていきましょう。
言うまでもなく、趣味としての知識でありますから、病的な細部へのこだわりは無視しています。
常識的な言葉遣いで大雑把に進めていきます。
大文字だ小文字だ、重量だ質量だといった区別ばかりを熱心に語ることはしません。
仕様末節にこだわるのは、飲み屋のおねーさんがあくびを噛み殺してやっとお愛想する程度の、
誰にでもできるけれど、つまんないことだからです。

そこの人!?
あくびをしましたね?

あくびは脳の深呼吸です。ここまでいいですか?

14:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/06 11:55:58 3svfAvdz0
仕様末節→枝葉末節デナイノ?

15:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/06 13:05:20 jOSR17yU0
人の話をさっそく聞いていない人がいて、先生嬉しいやら悲しいやらです。

大文字だ小文字だ、重量だ質量だといった区別ばかりを熱心に語ることはしません。
仕様末節にこだわるのは、飲み屋のおねーさんがあくびを噛み殺してやっとお愛想する程度の、
誰にでもできるけれど、つまんないことだからです。

この場合、先生はこのあんぽんたんなFEPを恨めばよいのでしょうか。
それともIMEの教育をしていない自分の変換を押した右手親指を恨めばよいのでしょうか。

いちばんの解決策はATOKでも入れておくことですが、先生、なにより無駄にハードディスクの寿命
が縮まるのは嫌いです。
読みがあっていて変換を間違うというのは間違いで言えば1-10のどんなレベルの間違いでしよう?

いえいえ、レベルの違いではありません。
間違いは間違いなのですw

けっして、えだは末節と読んだのではありません。

批准を比推ひすいと読んだりしたのではありません

16:CA4A海苔
09/02/06 13:24:53 YHO8LIg70
教授がムキになってるのが可愛いです。

17:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/07 13:01:21 wDHndsL70
    馬力 ということを ただしく理解しよう

 エンジンの性能を表す単位は近年ではkWという単位なりました。少し前まではps、hpという単位が
幅を利かせていました。psは75kgのものを一秒間に1メートル動かす力の単位、hpは550ポンドのものを
一秒間に1フィート動かす単位です。1ps=745.700ワット、1hp=735.498 75ワット、1馬力=750ワットでした。
まあ、人間、単位を統一しようとしてロクな結果にならないということはいまはSI単位というものがでてきたので
なんていうんですか? 仕事率。そんなもので表すのですけれど、調子が悪かったり、サボったりすると
どうなるんでしょうね、これ(笑) そんなものを換算できてもちいともえらくありませんのでこれ以上は触りません。
ここでは女の子に教えると、すこーしだけ尊敬される話題だけ扱うことにします。ウンチクを語りすぎると、
女の子が逃げちゃいますからね。

 いま、ここに200馬力という仕様のエンジンがあるとします。これはどういうことかというと、このエンジンを
がんばってこき使っても200馬力以上のちから(効率)は出してくれませんよ、という意味です。
カンチガイしているひとは、(絶滅種ですが)200馬力のエンジンはいつでも200馬力をだしていると思ってる
ひとがいるかもしれません。
そうではありません。
そのうち10馬力しか使っていないときもありますし、40馬力のときもあります。
きちんとした整備を受けて予測された条件のもとで全力を振り絞った場合に得られる最高の出力が、
最大出力と呼ばれる数字であるだけなのです。

 さて、ここまでは誰にでも納得できることなのですが、じつは本当の誤解はこの先にあります。
多くのドライバーは、たとえばステレオのボリュームのようにアクセルペダルを考えて、床まで踏めば最大出力、
離せば最低出力、その間のポジションでは、必ずしも比例はしないものの、踏みこむ位置が同じなら出力は
一定というか、アクセルペダルとエンジン出力の間には、比例し、安定した関連があると、漠然と考えていることが
多いのではないでしょうか。実は、わたしもそう思っていた時期もありました。

しかし、それはまちがいなのです。

18:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/07 13:01:52 wDHndsL70
 アクセルペダルは、本来はスロットルペダルとかガスペダルと呼ばれていたものです。
エンジンが空気を吸うところを塞いだり開けたりするバルブを動かすペダルです。
従って、ペダルの動きと吸入管のバルブは一定の関係なのですが、エンジンの出力は、それだけでは決まりません。
まだ別の要素が絡むからです。

 たとえばニュートラルでアクセル全開にした場合、そのエンジンは最大出力を出してはいません。
重量挙げの選手が天突き練習運動をしているようなものです。
よいしょおっ! と、掛け声かけてバンザイしているだけですね。
逆にまた、時速20キロでトップギヤに入れてアクセル全開にしても、最大出力を出してくれたりはしません。
銅メダルの選手に世界記録選手の持ち上げたバーベルを持たせるようなもので、顔を真っ赤にしていつまでも動けずにいるでしょう。

 エンジンが馬力を発揮するには、それにふさわしい負荷が与えられることが必要です。
それは、減速装置によって調節されます。
いちばん理想的なのは、エンジンは常に最大出力を発揮する回転数で回りながら、減速装置がそれを無段階に変換して駆
動輪に伝えることで、これが完璧にできるならば、最高の加速が可能になるか、あるいは、小さなエンジンで大きなクルマを
スムーズに動かせるようになります。
 CVTやハイブリッドシステムの効率が良いと言われるのは、実はそれ単体の効率のことではなくて、エンジンを含むパッケ
ージとして、エンジンの出力を効率良く使いきることができる点にあるわけなのです。

うちでは、永らくホンダのロゴを重宝しておりました。
この車、CVTで、効率の良いコントロールが出来る車の一つなのです。
一般道における、60km/hまでの信号ダッシュでは、じつはR32GT-Rよりショックも少なく、燃費もよく、実際速いのですが
それが理解できないお兄さんたちは必死に制限速度以上のところまで引っ張ってやっとうちの車を抜いていき、自分の精神を
安心するという風景がみられたものです。

追い抜きざまに斜め後ろの我が家の車をみる彼らの目が、なんとなく釈然としなかったのは、きっとこういう理解が
足らないからなのでしょうね。


19:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/08 00:16:24 HPSljJ5y0
風邪ひいてダウソ中。インフルエンザではないと判った途端に家族にも冷たく扱われる(w
辛いのは同じなのにねぇ・・

まぁ、それはそうと・・。
この流れに、どういうオチがつくのかも興味あるので
此処は生温かく見守ってみよう(w


20:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/08 01:14:20 9rS5z6kn0
>>18
logoの信号ダッシュの速さ思い出して吹いたw

21:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/08 02:12:07 39lzEfpK0
ロゴの4気筒は「これってイギリス車のサイドバルブかよ!」ってぐらいに粘る変なエンジン
90年代の日本車のエンジンとはとうてい思えない

っつうか、ロゴというダメ車の唯一の取り柄はその異常にトルクフルなロングストロークエンジンだったw
だからフィットにもやや高回転に修正されながら引き継がれた

22:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/08 10:05:28 EUv8tUts0
            圧 縮 比 = ???

 一昔前は、今のように大きな馬力のエンジンがたくさん売られてはいませんでした。
青山のコーンズに行って「そこのフェラーリくださいな」と言えば300キロだせるクルマがぽんと出てくるような
時代ではなかったので、速く走りたい人達は、自分でエンジンを高性能に改造するしかありませんでした。
昔はフェアレディZ(S30)ですら130馬力、セリカ(TA22)やギャランGTOでは115馬力だ110馬力だといった
時代があったので、マニアの中で「走り屋」と呼ばれていた人達は、レースをやっているようなショップに
持ちこんでは、馬力がもっとでるように改造をしていたわけです。
もっとも、今ではそんな程度の馬力、カローラでも出ていますからすごい技術の進歩ですw

 さて、改造の内容ですが、昔の王道は、ツインキャブと圧縮比のアップでした。
ツインキャブというのは、エンジンに混合気を供給する「キャブレター」をふたつにしてガソリンをばんばん
燃やすようにします。
圧縮比のアップとは、ガスケットを薄くしたりピストンを上げ底にしたりして、混合気をよけいに圧縮する改造です。
実際、やったことがある人もいるかと思いますが、この圧縮比アップは小さいエンジンでは効果は顕著です。
50ccの原付の改造は素人でも出来て、エンジンの仕組みを理解するよい教材だと思います。
 エンジンの仕組みというのは、意外と理解していない方が多いのですが、自動車のそれは「内燃機関」と
呼ばれるものです。
これは、燃料は燃やすと熱くなって体積が膨張するので、その力をとじこめてピストンを押し下げて、それを
クランクシャフトというしくみをつかって回転運動に換える、というものです。
クランクシャフトというのは、自転車の足を乗せて漕ぐところについている部品です。
足を上下にうんうんっと動かすと、ギヤが回りますね、あの仕組みです。
エンジンは、うんとおっきな注射器のピストンを、自転車のペダルにわっかとシャフトでつないだような、そんな感じで
動いています。
今回は、いちばん普通の、レシプロガソリンエンジンについて考えて見ましょう。


23:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/08 10:05:55 EUv8tUts0
 さて、普通のエンジンというのは、針の無い注射器を想像してみてください。
注射器にガソリンと空気の混じったガスをちゅうっとおしこんで栓をして火をつけると、燃えて熱くなります。
 熱くなったガスは体積が大きくなりますから、そのまま注射器のピストンを押し下げますね。
この時、燃えたガスがもしも最初の状態から20倍に膨らむとすると、ピストンは、20-1=19の力で押し
下げられることになります。
 ここで、ガスを吸いこんだあとで栓をして、一度半分の体積になるまでピストンを押しこんでやるとどうなるでしょう?
その時には2-1=1の力が必要になりますが、火をつけて燃えたときには、縮める前の体積の20倍になるわけ
ですから、縮めた後とくらべれば40倍に膨らむことになりますから、ピストンを押す力は、40-1=39となります。
最初に1の仕事を投資しておけば、19の力であったはずの力が39に膨らむわけですから、ボロ儲けですね(^^)。

 もちろんこれは、燃焼工学の教科書ではないので、少しずつ広がる体積とガスの圧力の変化に関する計算の
まったく考慮されていないインチキ計算式ですから、本気で研究する方は、熱伝導や断熱膨張における種々の
微分方程式や導関数などを専門の教授について学んでください。
わたしごときの無知な素人のあんちょこ数式を暗記して自慢したら、失笑を買うのが関の山です。
工学技術に関しては、プロ以外の人の並べる数式は、ほとんど全ての場合、何の役にもたたないガラクタで、
床屋の政治談義以上の価値はありませんです。

もっとも、この程度すら理解していない「自動車評論家」ばかりというのが日本の憂える一面ですが。

情報の一方向からの発信しかしていなかったマスゴミには、自らの間違いを訂正する場をもってきませんでした。
正しい理解をしていないのに、私の言うことを信じなさいとばかりに間違った情報を伝播するのを自らの使命と
カンチガイしてしまいました。
ですから、無意味に購買意欲だけそそるようなそういう情報の伝え方しかしてきませんでした。

いや、話を元に戻しましょうかw

24:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/08 10:06:41 EUv8tUts0
最初に押し縮めてやることを「圧縮」と言い、その圧縮する度合いを、縮める前後の体積の比率で
表して、「圧縮比」と呼びます。
圧縮比は、高ければ高いほど、馬力は大きくなる傾向があります。
難しくてかっこいい言葉で言うと、「燃焼効率が上がる」と言い換えることができます。
 では、圧縮比をどんどん上げていけば馬力もどんどん上がるではないか、そういうアイデアが
浮かんできますね? じつはその通りなのです。

ですが、そうは問屋がおろさない。
今の問屋は金積めばばんばん卸売りしますが(^^)圧縮比をどんどん上げていくと、どうなるのでしょうか?

燃焼しているエンジンの中を見ることは大変難しかったのですが、近年、空気の振動そのものを
映像化する技術が生まれました。
それをみると火がついた瞬間にへんな爆発波が出てピストンを押しさげる力が一定方向ではなくなり
馬力が下がったりついには圧縮している途中で火がついて逆回転方向の力を生んだりするということが
わかってきました。
これは、みなさん坂道でよくご存知の「ノッキング」というものですね?
ものごとには限度があるということで、その限度を向上させるのが、技術の進歩というものなのです。

技術の進歩によって、昔は6.5くらいだった圧縮比はやがて8から9になり、今では10や11といった
ものまであります。
同様に、エンジンから力を取り出すのにピストンそのものの往復運動の速度「ピストンスピード」や、
より多くの空気をエンジン内部に送り込む、ターボチャージャー、ブロワーといった技術もありますが
これらはそのうち解説することにしましょう。

そうです。次の話は 燃 料 についてです。

25:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/08 13:39:34 EUv8tUts0
ガ ソ リ ン ? 軽 油 ? 電 気?

 くるまはガソリンで走るのでぇーす、というCMがむかしありました。
自動車を動かす力は、ガソリンを燃やすことで発生しているわけです。
もちろん、コンロで燃やしてクルマが動くわけではないですから、ただ燃えればよいという
わけではありません。
 ガソリンには、ハイオクタンとレギュラーがありますが、燃やした時にたくさん熱が出るのは
意外にもレギュラーのほうです。
馬力の出るのはハイオクのほうですから、コンロとエンジンでは、燃料に求められる性能が
違うということになりますね。
ここらへんが良くわからない人はたいへん多く、一昔前、三本三角定規某という評論家は、
権威ある自動車雑誌の巻頭コラムで、レギュラーが野菜ならハイオクはお肉みたいなもんで、
クルマはもりもりちからを出せる、みたいなことを書いて、マニアから嘲笑されたことがあるくらい
間違えやすいことです。
プロが知らぬのは恥ですが、アマチュアのあなたは、正しく知ったことを誇りに思ってよいでしょう。
 もちろん、軽油で走る車も軽油が燃える力を利用しています。
最近出始めた電気自動車でもバッテリーで走る車はともかく、燃料電池で走る車また違う理屈
で走りますから、コレについてはおいおい話すことにしてガソリンエンジンの車の話に戻りましょう。

 さて、なぜ、高性能エンジンはハイオクガソリンを使うのでしょうか。
最初のほうでエンジンについて考えたことを思い出してください。
圧縮比を上げれば馬力は大きくなる、という原理がありましたが、異常燃焼が起きるために無制限
には上げられませんでしたね。でもその限界が、ハイオクのほうがレギュラーより少し上なのです。
したがって、ハイオクガソリンだけを考えて設計したエンジンは、馬力をたくさん出す構造を採用できる
ので、ぼんやりと考えている人は、「ハイオクを入れると馬力が出る」というふうに信仰してしまうのです。
これは、「バスケットボールをすれば背が高くなる」というのと同じ原理の勘違いですね。
私立高校のチームは、勝って宣伝するために背の高くて有利な生徒をスカウトしてくるだけで、
バスケットゲームの修練によって成長ホルモンが分泌されるわけではありません。



26:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/08 13:40:26 EUv8tUts0
 ただ、普通のエンジンにハイオクを入れても、馬力が少し上がることはあります。
何故かというと、急加速や登坂などの過酷な状況では、異常燃焼による馬力低下が、
じつはそーっと起こっているのです。ハイオクは、こっそりそれを解消してくれるわけです。

 ガソリンは原油から作るということは、たいていの人が知っていますね、
でも、それは正確な表現ではありません。原油を加工して造るというより、原油の中に
含まれているものを取り出して使う、そういった表現のほうが正解です。
どういうことかというと、原油からガソリンを自由自在に造れるわけではなくて、重油や
軽油や灯油やナフサやアスファルト等と一緒に、一定の割合で分離されて商品になる
ということです。
 これは何を意味するかというと、トラックの燃料需要の大きな日本では、軽油や灯油を
必要なだけ生産するためには、必要以上のガソリンが、自動的に生産されてしまうという
ことなのです。
さらに、アメリカなどから製品としてのガソリンの売りこみもあるため、日本ではガソリンが
たくさん余り、軽油は不足気味になる傾向が、強くあります。

 ここ数年の日本の自動車雑誌は、リッター7キロも走らないセルシオを「環境に優しい」と
わっしょいする反面、リッター10キロ以上走るディーゼルワゴンを、まるで買う奴は国賊
だとでも言うような論調で罵倒していますが、その背後には、このような現実もあるわけです。
石油業界や通産省にしてみれば、二酸化炭素の総排出量を非難するより、窒素酸化物を非難
するほうが、とてもありがたく感じることでしょう。

*現在は、カロリーの高いハイオクタンガソリンというものもあります。
また、コストを度外視すれば、原油から大量の軽油やガソリンを合成する技術もあります。
燃料電池車、ハイブリット車が増えるに付け、違う問題が出てきましたが、乗用車の燃料は
いまだほとんどがガソリンです。
完全にクリーンな燃料電池車は一気に普及すれば良いのですが、なかなか普及が進みません。
それは、エネルギーを支配している石油業界が次の世代のエネルギーに逃げ切ることが出来るまで
出来ないことなのかもしれませんねぇ。

27:酔いどれエロスパ◎~▽~◎ ◆cAAK5ejJdg
09/02/09 23:06:01 ohscuxON0
ふさセンセ、養成講座・一般教養編恐れ入ります、ありがとうございます。
とりあへづこのスレに来る皆様はふさセンセの転載されたものを熟読、
完全に理解された上で参加されると宜しいかと存ぢます。

もっとも、おそらくこれを読んで完全に理解するのは
ちょっとやそっと”クルマが好き”程度では大変だとは思ひます。

しかし、この”ヲタ養成スレ”は”苦悶式”教育をモットーとしておりますので
脱落される方はとっとと落ちこぼれて頂くやうお勧め致します。w

アテクシのモットー、”つひて来れる奴だけつひて来ひ、こぼれた奴は置いて行く”、
つひて来たい方は歯を食いしばって頑張って下さひ、いつの日にか分かる鴨。w

28:CA4A海苔 ◆2TDfQ/y4j.
09/02/10 00:06:40 OtXIfsoh0
とうとう大王まで降臨なされましたので、此のスレの行く末安泰にて
オイラも安心してROMさせて頂きまつ。

29:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/10 00:36:48 Fp6BppHU0
そう言えば、なんで日本ではガソリンって二種類なんでしょうね?
欧州では三種類。まぁ、そんなにいろいろと有る意味も無いのかもしれませんが。
国によっては未だにレギュラーの質が一定ではないところもあり、その為に例え凡庸な実用車でも
輸出仕様は(一定の品質が見込める)ハイオク仕様にするのだなんて話を聞いた事も有りますが、
本当でしょうか?

それとガソリンと言えば。
よくある“水抜き剤”をはじめとする燃料添加剤の類、
大量に在庫として置くのにガソリンベースでは危険物扱いになる為なのか、
それとも他に理由が有るのか灯油ベースなのは容器に表示されている訳ですが。
あの手の品物の効能自体もなんか眉唾モノですが、わざわざお金出してまで
1%でも燃料に灯油混ぜようっつうのも変な話ではないかと拙は思うのです。


30:酔いどれエロスパ◎~▽~◎ ◆cAAK5ejJdg
09/02/10 01:32:51 up5F8OZW0
水抜き剤っつな、あれアルコールでっせ。
イソプロピルアルコール。水を乳化させて混合、燃焼させて蒸気にして放出ハカテンです。
洗浄剤は今時普通にガソリンに混合されてます。
売ってるガソリンの成分が100%純ガソリンでは無ひです。

ぢつはアテクシ、あれ系結構好きなんですな。w 鰯の頭も信心。w

31:酔いどれエロスパ◎~▽~◎ ◆cAAK5ejJdg
09/02/10 01:34:29 up5F8OZW0
ありゃチツ礼、
× ハカテン   ○ハナテン8710w 関西地域の方だけ分かれば宜し。

32:酔いどれエロスパ◎~▽~◎ ◆cAAK5ejJdg
09/02/10 01:43:38 up5F8OZW0
あと、欧州車が廃屋仕様になるのは欧州と日本のオクタン価のレギュレーションが異なる為です。
欧州レギュラーのオクタン価は日本のレギュラーと廃屋の中間だったりするので
安全マージン見込んで廃屋指定してる訳です。
それと欧州ってガス3種ありましたっけ? 確かに看板には3つ出てたと思ひますが、
レギュラー、廃屋、ヂーゼル(軽油)だったやうな記憶が・・・。
それとも4つ出てましたっけ? 
うろ覚えなんですがなんか”農協価格”みたひな表示もあるところにはあったやうな記憶も。
ガス3種、看板表示4っつあったっけかなぁ・・・。

33:CA4A海苔 ◆2TDfQ/y4j.
09/02/10 11:29:16 mRuD9uZC0
逝ってる氏の水抜き剤に関する勘違いも含めて、
きっと我々も色々な所で、専門家に笑われる様な誤解を
してるのだろうと思います。2chでも、メカニックスレ
なんかでは、意見の相違でやりあったりしてましたので

ところでケミカルと云えば大昔スラッジの惨いエンジン
に、灯油ぶっこんで廻してましたけど、あれで良かった
のかしらん?・・・・・・

34:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/10 11:57:22 pquWASPF0
まあ、あまり深読みせずに よんでくださいww

深読みしすぎると、なぜか痛いですw

逆にさらりと読んで最後のオチでうしろから鉄パイプでガツンという感覚もなかなかですw

なんていうか、なにかシニカルでちょっぴり切なくなり、ちょっぴりどきどきする
そんなキモチってのはいったいなんなのか。

嘉門達夫の「このなかにひとり」の気分ですね。

ものすごく遠距離超長射程のミサイルのテストをするというので、自分の見ている前で
なにかに狙いを定めてどかんとうったら、ものすごい速度で地球を一周してきて、
後ろからどかんといっぱつ食らいましたと。

ターゲットを確認したら、実は自分でした、とかいうそんな感じにも似ていますw
そんなつもりじゃないですよ。
ええ、僕は自分の背中めがけてミサイル撃ってますもんww

まあ、とどきゃしませんがねw・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








(>_<)ぐはっ!!!

35:CA4A海苔 ◆2TDfQ/y4j.
09/02/10 19:52:48 mRuD9uZC0
教授の散文的な書き込みに、どうやってアプローチしたら良いのか
ネタスレを渡り歩いていたオイラはKY上等で宜しいでしょうか?

36:さいた('A`)マンドクセ ◆3Vi8OE4pEg
09/02/11 12:23:31 Egq02sUnO
ども、バイク板よりw
ふさやんの文章、なかなか楽しく読ませていただきました。
オイラ、両方とも好きなクチなので、こちらの皆様の文章、面白いし感心しながら読んでおりますヽ(´ー`)ノ
皆様も様々な経験積んでクルマバカ(いや、此処に合わせるとオタクかな?)になっていった訳ですよね。

そうそう、燃料のお話。
欧州のガソリンスタンドだと、数種類あるようで(国によって違いはありますが)、ガソリンで三種類ほど(オクタン価違い)、軽油で二種類ほどあるようです。
レギュラーとハイオクを混ぜたヤツが売っていたり、高性能ディーゼル向けの軽油が売っていたり、その地域の事情も面白いなと思うわけですw


37:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/12 00:55:10 zSjDKlHQ0
>>30
あ、単純な水抜きならば乳化剤にアルコールで良いのか・・(変な納得の仕方 w)
灯油ベースの燃料添加剤っつうと、馬力アップなどを謳い文句にした品物で、
成分に“第二石油類”と書かれているのが恐らくそのクチでしょう。(ガソリンは第一石油類)

こう書いていて判るでしょうが、私はあの手の物は信用していません。
インチキって訳でもないのでしょうが、入れてどうなるとも思っていないのです。
自分の体にも、ユンケル他栄養剤の類は試したことは無いですし(ちょっと違うか?)

車好きな人の多くは、ちょっと懐に余裕が有ったら車に使ってみたいと思うもの。
エロスパ氏のように“鰯の頭”と言いつつ、或る程度理屈が通った物に小額を投資するのは
単に(私のような者との)嗜好の違いであり、
文句をつける筋合いも有りませんし、またつけるつもりも全くありませんが。
そうした車好きな人の心理につけこむような、怪しげな商品も結構見られるのは
傍目にもあまり愉快ではないものです。

ところで欧州のガソリンですが>>36さんも書かれているように、91・95・98RON(リサーチオクタン価)
の三種類が売られているみたいです。
最近のガソリン車は95が標準になっている様子。で、日本に持ってくるとハイオク指定になる訳ですが
レギュラーと半々に入れても大丈夫なのでしょうか??

ガソリンの成分ですが。普通はレギュラーとハイオクと、二種類しか意識しませんが、
メーカー(元売り)毎に成分が異なるのは勿論
同じブランドでも地域(暑い・寒い)とか季節によっても微妙にレシピは変えられているとか。
・・ってな話を以前CG誌上・恐らくタナベさんのコラムで読んだような記憶が有りますが。
本当だとして、何処までがユーザー(車)の為で、何処までが小売側の設備等の都合かは全く知りません(w
一時期F1で話題になったような、メーカー間の競争が起きるよりは
常に一定の品質が保証されている方が買う側の利益である事は間違い無いでしょう。

38:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/12 08:38:51 VVAJMC5O0
ぼそ

つぎのセンテンスまでの豆知識~

ハイオク レギュラー ガソリンの場合、ハイオクの方が燃えにくい カロリーが低い
プレミアム軽油 プレミアム軽油のほうが燃えやすい カロリーが高いのですw

一時期、まぎらわしくもハイオク軽油とかわけがわからない呼称でうっていた
あんぽんたんな販売店もありましたがガソリンのオクタンとちがい、軽油はセタンという
単位を使います
ぶっちゃけ「燃えやすい値」です。

まったくちがいますね。
感覚的にはわからないでもありませんがww

39:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/13 09:41:32 Ow5n5ND80
曇り のち、時々晴れ

 もうずいぶんと長いこと走っている・・・・・。
俊一は、おおきくあくびをしながらぼんやりと前を見て、また、あくびをした。「そろそろ、マズいな」
声に出して言うことで自分に眠気を再確認させる。
 結婚して、すぐ意見の相違で別れ、しばらくしてまた結婚をした。前と違ってすぐ子供が出来た。
子供が大きくなったとき、こんどは妻が出て行った。そして、俊一はひとりぽっちになった。/センチメンタルジャーニー
幸い、金は多少持っていた。気楽なアンティークを扱う自営というのも手伝って、ちょっと傷心旅行
に出てみようと柄にも無く思った。57歳になる男の、ほんの気まぐれだった。
そしてふと見かけた中古車屋で、とうとう買ったのだ。スカイライン 2ドアハードトップ2000GT-Xケンメリ。

 昔、そう、最初の妻と結婚した頃、ほんとうにあこがれて何度もカタログを読み返した。
スペックなど諳んじられるほど、いつもいつもカタログを眺め、雑誌のレビューに頷き、町で見かけると自然と目が
それを追いかけ、そして、毎月の給料明細と部屋代支払い後の銀行の残高に少なからず落胆していたころの話だ。
 しかし、実際に買えた車は6年オチの4枚ボロカローラだった。レビンすら買えなかったのだ。
バニッシングポイント。
 鮮烈な映画だった。内容なんてよく覚えちゃいない。でも、なにかに反抗して、本当は従ったほうが正しいのだけれど
 それでも何かが納得できないその憤りが似ているところが、最初の妻との別れのサインだったと思う。
スカイラインを手に入れたら。 スカイラインを手に入れたら、あのケンとメリーの木に会いに行こう。
そんなたわいも無い話に眼をきらきらさせている俺をちょっと困った風に見ている彼女は思い出の中にいた。

「いつだってどこにだって はてしない空を風はわたってゆくさ 今だけの歌を 心はあるかい 愛はあるのかい」

ひとり、歌ってみた。 すこし、悲しかった。 今は淡々としていた。 それが、すごく悲しかった。

「見慣れた時計を部屋に残して 今が通り過ぎていく前に 朝がきたら出かけよう 今が通り過ぎてゆく前に 」 

俺のパッチワークロードも見えてきたぞ。 ほんのすこし、嬉しくなった。

40:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/13 21:00:26 8b+4uO8CO
…全裸で

41:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/17 00:39:57 Id071dev0
・・と・・。間に割って入り難い流れですが・・。
私は自身を、今を知る為に過去を知る事には肯定的な方だと思いますが、
単なる懐古趣味で過去を振り向く事には否定的な者でもあります。

・・てな事は別として。全く別な話
前々スレにて「誌上最も偉大な純レーシングカーは何か?」みたいな話を延々とやりましたが、
やはり似たような事を思う人は多いようで、英国の雑誌誌上で同様の企画を読者投票にて行ったところ
マセラーティ250Fがその栄誉に輝いたとか。

丁度前々スレでも、その車と同時代の2.5リッターF1は幾つか私なりに取り上げましたが、
その中ではマセラーティ250Fは、あまり触れなかったように思います。
せいぜい「意外に少ない直列6気筒の純レーシングエンジン搭載の成功作」だとか
元フェラーリのエンジニア・ジョアキーノ・コロンボさん絡みで幾らか名前が出た程度。
その事からも判るでしょうが、私はこの車が「最も偉大」と評価される事には
反対するというほどの事は無くとも、少々意外な気がしました。
URLリンク(www.jerrymason.org)
URLリンク(www.automotive-art.com)

この英国の雑誌の企画の事は、私は今月のCG誌上で知りましたが、それによればこの車
1954年に登場し58年迄に55回の優勝を飾ったとされています(GPレース以外も含む)
この時代の他の2.5リッターF1と最も異なるのは“市販車”だったということではないでしょうか。
他にもこの頃には市販レーシングカーでF1レースに出場した例は多いのですが
このマセラーティはそうした中で最も成功した例で、計31台が作られたという記録が残っているそうです。

良くも悪くもこの事が、この車の印象に大きく関わっているでしょう。
市販車である為か、この時代のF1の中では特徴の少ない成り立ちでありますし
勝利数が多いのも、元々の参加台数が多い為と言えなくも無いのですが、
あらためて考えてみればそうした車が他のワークス勢と互角に戦ったことは評価すべきで
件の英国の雑誌の読者達は見識が高いのかも知れません。

42:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/17 12:03:54 I+410Rsh0
スターリング・モス

この名前が絡む場合、英国で意図するものを考えれば、マセラーティの名前であろうが
ベンツであろうが、ある一定のベクトルがかかってしまうような気がします・・・・。

なんとなくですけどね :-)



43:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/18 00:13:46 /YJ2yQs30
>>42 全裸だからでしょうか?(違うって w)
それはそうと、先日の流れの続きは有るのですか?

ところでちょっと昨日の話に追記ですが。資料によってはマセラーティ250Fは
54年にもファンジオのドライブで年間選手権を勝ち得たとしているものもあるようです。
この年はメルセデスW196が開幕に間に合わず、第四戦からの参加となったので、
三戦目迄ファンジオさんはマセラーティで参加し、内二つのレースで勝利を挙げています。
(第二戦はインディー500でしたから、実質二戦二勝)
この頃は未だコンストラクターズ・チャンピオンシップが制定されていなかったのでナンとも言えませんが
ファンジオさんのポイントの多くはメルセデスで挙げたものですから、
マセラーティをこの年のチャンピオン・マシンと言うのは無理があるとも言えますし
他のドライバー分も含めた総ポイント獲得数を計算すれば、マセラーティが最も多かったかも知れませんから
そう言う事も出来るのかも。

それはそうと。
マセラーティ250Fは、47年に創業者のマセラーティ兄弟が会社を去った後に生まれた車であります。
しかしこの車の直6エンジンは、兄弟がマセラーティ社を去る前に設計されたA6Gというスポーツカーのそれを
基礎として、ジョアキーノ・コロンボさんが発展させたものとされていますから、
創業者兄弟の息が掛かった最後のマセラーティ車と見る事も出来るでしょう。

元々マセラーティは、創業者兄弟がレースがやりたくて始めたような自動車会社で
ローラとかマーチのような会社がエンジンまでも自製するようなものだったようです。
第二次大戦後はロードカーにも進出しましたが、それは37年に兄弟から経営権を買い取った
アドルフォ・オルシさんの方針だったようです。
そう思えば、250Fは“レースに勝利し、そのレプリカマシーンを裕福なアマチュアに売る”事で
経営を成り立たせていた(成り立っていなかったみたいですが w)創業当時の方針を残した
最後のマセラーティ車とも言えるのかも知れません。
それが創業者兄弟の息の掛かった最後の車だったのは、皮肉的とも、
また当然の成り行きとも言えるのでしょうか。

44:酔いどれエロスパ◎~▽~◎ ◆cAAK5ejJdg
09/02/18 00:30:06 UOzCzzrp0
まぁ、アレでせうかね、
えげれすぢんには根っこにアマチュアリズムに肩入れしたひ国民性があるやうに思へるのです。
それがワークスカーではなくプライヴェーター用市販車であるマゼラーティに肩入れさせてゐるのでは
無ひでせうか?

45:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/18 04:21:02 ALh/wJ6D0
ながれのつづきもあります>

様子を見て投入していきます。

46:CA4A海苔 ◆2TDfQ/y4j.
09/02/18 12:20:13 Vuq0PjuR0
>>44
英国には、お金持ちのバックヤードビルダーのみならず
「貧乏人お断りのソレ」まで在る始末。奥が深い国です。


47:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/18 20:37:58 qvV+H/GPO
金持ちのバックヤードビルダーって、ブリストルのことですか?

48:CA4A海苔 ◆2TDfQ/y4j.
09/02/18 22:03:54 Vuq0PjuR0
>>47
貧乏人お断りの方。

49:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/18 23:59:13 /YJ2yQs30
金持ちのバックヤードビルダーって「お金持ちが営むバックヤードビルダー」って意味ですか?
ならば、昔のMGみたいなものですかね?
>>44
あと、英国人には奇妙な純血主義みたいなのがある気がします。古いモノ好きとか
「ナントカはかくあるべき。つか、こうでなければならぬ」みたいな思い込みの激しさとつながるみたいな。
サラブレッドなんかはその典型でしょう。

で、マセラーティに話を戻すと。
「マセラーティとは、飽くまで創業者兄弟がレースをしたくて始めた会社」なので
その流れの最後に位置する250F迄が純血マセラーティと考えられるのではないでしょうか?
まぁ、その辺は想像っつうか妄想に近いですけどね(w
でも、多くの資料やらネット上にあるマセラーティの歴史を扱った文章など見ると、
うるさ型のマニアさんほど「高級ロードカーのメーカーである事は、マセラーティ本来の姿ではない」
みたいな思い込みを持っているように思えます。

創業者に思い入れを持って、そのメーカーが好きになるってのは、ブランドに愛着持つに至る
一つのパターンでしょう。私がシトローエンを愛する理由が正にそれです。
でも、マセラーティの場合は創業者兄弟の好きなようにやっていたままならば、
普通の人は買えない車しか作られなかった訳ですし、
第一、今に至るまでブランドが存続していたかどうかもかなり怪しいと思われます。
ですから、ロードカー生産に踏み切ったアドルフォ・オルシさんの功績は大きいと思うのですが
彼が経営権を握って、結果として創業者兄弟は会社を去った(この辺の経緯は諸説あるようです)ことから
オルシさんは悪役的に語られてしまう事も多いみたいであります。

オルシさんがマセラーティで果たした役割は、後に英国でデビッド・ブラウンさんが
アストン・マーティンで果たしたそれと近いものなのでしょう
それは判っているが故に、マセラーティに魅了された人のオルシさんへの思いは複雑なものなのかも。



50:酔いどれエロスパ◎~▽~◎ ◆cAAK5ejJdg
09/02/19 00:15:40 aWQTBAXL0
なればマゼラーティ原理主義者は皆OSCAに逝ったのか?つう問題もありますな。w

まぁ現代に近付けば近付くほどレーサー、コルサ・ヌペチャーレと
ロードゴーイング、ヌトラダーレとの乖離は大きくなる一方で、
平坦なサーキットやそれに類するコースでは速くとも
一般公道上では飛ばしたら壊れるかつっかへて走れなひレーサーにナンバーはやれんでせう。
そのスレスレの境目、リンボーwにゐたのがF40とかF50、マクラーレンF1あたりでせうな。

51:さいた('A`)マンドクセ ◆3Vi8OE4pEg
09/02/19 05:20:26 2xpeWoCPO
現行マシンで言うと、MC12とかですなw

それはそうと。
様々な文献で語られてるようですが、マセラティ。
オルシさん経営下のなかだと、このブランドネームを利用して、スパークプラグやバイクなんてのにもマセラティのブランドを冠していたそうです(ふさやんはこのソース、ご存じかと^^;)。

最終的にはオルシさんにもデ・トマゾさんにも手におえず、アニエリ家の持ち物になる訳ですがw



52:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/19 05:31:24 cJL18C7VO
以前のマセラテーって、なんであんなに品質が酷いとの評価だったのか、教えてくらはい。

53:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/19 08:05:42 7r1SwSqv0
>>51

URLリンク(www.maserati-alfieri.co.uk)

これがほしいのですw
6月に一度イタリアに行って探す予定です。
見つけたら、飛行機に乗せて帰りますw

54:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/19 08:38:14 7r1SwSqv0
>>50

エロスパ氏には、さきにケツメイシに釘を刺しておかねばなりませぬ。
うしろの赤いシャツきたおっきくて赤いおっさんが欲しいのではありませぬw

・・・・こんなかたちの50ccロードレーサーだったら、
作ったほうが早いと言うのはまあわかっている事ではあるのですがw

ふさすぺちあーれは URLリンク(img.wazamono.jp)
既にかなりの人に公開済みですが、現物を前にして詳しく説明しないと
きちんと理解してもらえないカワイそうなゴミ(^hエコマシンです。

モンキー のフレーム
タクト のフレーム
ラクーン りやスイングアーム
カブ のフロントフォーク一式
モンキー50cc 3速ロータリーエンジン 70ccヘッド、75ccボアアップ
DT50のリヤホイール ブレーキ周り

もうすぐ完成w

55:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/19 11:49:59 2xpeWoCPO
>>53
このしなやかな感じ、イタリアのエロさと云いますかw

おっと、あんまりやってると怒られそう…………

マセラティの品質が落ちてきた原因。
コレを辿るにはあの当時の労働争議や北米のマスキーさん柄みのお話まで組み合わせないとなので、オイラだと説明に困りまして^^;

どなたかに…………w

56:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/19 16:03:43 Q3yZNe6a0
イタリア人は二輪も四輪も、なんか兄弟で始めるのが多い気がする
大抵レースをやりたくて始め、2種類くらいイカすマッキーナを作って
飽きるのかお金無くなるのかwやめちゃうのな

57:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/20 00:39:35 tKdBIf6x0
自動車の世界では兄弟で創業された例が多いのは、イタリアに限った事ではないと思います。
ルノーとかオペル、ランチェスター、ジェンセン、デューセンバーグなど。
ダッジなどは社名からして“ダッジ・ブラザース”でしたしね。
しかし兄弟だからといって、必ずしも仲が良いとは限らないのも面白い(?)ところですが
その話はまたいつか後ほど。

>>51
スパークプラグっつうのは、オルシさんに買われる以前・創業時からのマセラーティの重要な商品だったようで。
今では未使用品はコレクターズ・アイテムとして高価で取引されているなんて話を、
何処かで読んだ記憶が有ります。
私自身にはそういう収集趣味って有りませんけど、自動車メーカーがかつて作った小物集めの趣味ってのも
結構マニアさんはいるのでしょう。
確かにそういうのを集めるのもちょっと面白そうではあります。マセラーティのプラグやら、オペルのミシン。
プジョーのペッパー・ミルとかペチコートの骨組み、シトローエンの砲丸・・(w

さて、エロスパ氏が書かれたような所謂“硬派のスポーツカー”ですが、
他にもう少し現実的なお値段のものというと、ロータス(ケーターハム)セヴンやらエリーゼやらでしょうか。
アドルフォ・オルシさんがマセラーティで作ったのも、そうした硬派なスポーツカーだったならば
オルシさんへの一般的な評価も異なっていたのかも知れませんが、
実際に作られたのはもう少し実用的な、GT的性格の強い車でしたことも「現実に妥協した」みたいに思われる
一つの理由だったのでしょうか。

フェラーリなどのロードカーとは一線を画す、実用性も考慮した高級GTカーに活路を見い出したのは
オルシさんの判断だったのかどうかも今となってははっきりしないところではありますが
とにかく、そうした経路を辿ったからこそ現在があるのでしょう。
私等のような外野は、他人事にやたらと硬派であることを望みがちですが、ポルシェ911の例にも見られるように
硬派なモデルをイメージリーダーとして、もう少し実用的で人当たりの優しいモデルを売るっていう方が
商売としては成功するもののようです。
買う側にすれば、毎日痩せ我慢では体がもちませんからねぇ・・(w

58:さいた('A`)マンドクセ ◆3Vi8OE4pEg
09/02/20 11:57:33 RRnF+w76O
>>57
そうだったんですか。
てっきりオルシ時代の産物かと^^;

元々マセラティ兄弟、レースがやりたくて始めた自動車会社だったはずですから、そうしたメカニカルパーツも高性能を意識したのでしょうかね………?

もっと文献あさってみなきゃですねw


59:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/02/20 12:17:42 0Yr8HA750
>>58

ホンダの例のページがどこかに消えてしまいました・・。
自然なのは、やはりすべてマセラティであるというブランド統一をしたかったからではないでしょうか。



60:酔いどれエロスパ◎~▽~◎ ◆cAAK5ejJdg
09/02/20 23:58:22 5XId0WBJ0
やうするに”自社一貫生産””マニュファクチュール”になりたかったんでせうかね。>ブランド統一
偉さうなこと言ってぢつは中身ETAポンみたひなのはヤだ、と。
外注量産パーツにもEところはあるんですがね、コスト以外にも。量産効果で安定した品質とか。

ところでMacchinaは見ての通り”マキーナ”ではありません、”マ”にアッチェントがくる
”マッキナ”と発音します。Macchina sportiva マッキナ・ヌポルティーヴァ です。

さて、そのマッキナ・スポルティーヴァ、ヌポォシ・カァとレーサーですが言ふまでもなく同一ではありません。
レーサーは競技の道具、ヌポォシ用品としてのクルマだからヌポォシ・カァだっつうのは詭弁でせう。w
スパルタンこの上無ひガリガリのクラブ・ヌポォシ≒レーサーでもありますまひ。
今ではそのスパルタンなクラブ・スポーツそのものに思はれがちな蓮7なんつな
どっちかってえとそれこそ前述したリンボーLimbo、
つまりこの世と地獄の境目w、レーサーとロードゴーイングの境目にあるものでせう。
その立ち位置は価格帯とレギュレーションこそ違へ、股その成り立ち生い立ちこそ違へ
限り無くF40辺りに近ひものと思ひます。F40として結実したクルマを発案した
エンゾ御大は「かつてのフェラーリの伝統に立ち返って、生粋のレーサーでありながら
望めば公道でも使へるやうなクルマは作れないものだらうか?」と切り出したさう。
それは蓮7に限り無く近ひものと思ふのです。その点GT-Rは股あまりに違ふ。

61:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/21 23:51:10 21A28klr0
>>58-60
自動車会社としては1926年創業のマセラーティ社ですが、純レーシングカーだけ作って商売が成り立つ筈もなく
会社の財政面を支えたのはそれ以前から存在したスパーク・プラグ部門が有ったからだったそうです。
言わば商売として成り立つ資金源。
アドルフォ・オルシさんがマセラーティを買収した目的も、マセラーティっつうブランドネームを手中にすることと
それ以上にスパーク・プラグ部門を手に入れることだったという説もあるみたいですから
結構マセラーティ製スパーク・プラグ“カンデリ・マセラーティ”は一般的にも広く認知されていたようです。

昔のマセラーティの広告が有りました
URLリンク(www.modelfoxbrianza.it)
最初のロードカー・A6-1500が描かれていることから1947~50年の間のものと思われます。
車よりも、バッテリーとプラグを抱えた人物が大きく描かれていることからも、
この当時のマセラーティ社の商売の内容が伺えるというものでしょうか。
一般大衆にとっては、恐らくマセラーティ社は自動車会社というよりも、部品メーカーだったのでしょう。

ところで。エロスパ氏の話に乗っかるようですが、スポーツカーの定義というと以前他のスレッドで
「運転している者がスポーツ気分になれれば、その時にはどんな車もスポーツカーと言える」
という説をみた事が有りますが。私はこの説には同意しかねます。
例えフォーマルシューズ履いて行ってもサッカーやバスケットはスポーツでしょうが、
その時にもフォーマルシューズはスポーツシューズとは言えないでしょう。・・みたいな意味で。

また、スポーツカーの定義としてはもう一つ
“純レーシングカーが終わるところに始まり、サルーンカーが始まるところで終わる”ってのが有ります。
これはかなり判り易いのですが、私はもう少し狭義に“GTの始まるところで終わる”と考えています。
具体的に車名で挙げれば、ジャガー・Dタイプと幻に終わったそのロードカー・バージョンXKSSの間で始まり
MG-BとMG-B・GTの間で終わると。
(これ、私は判り易い例えだと思うのですが。一般的にはどうなのでしょうかね?? w)


62:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/22 00:12:00 aMMnBztj0
「GT」はしごく曖昧な概念ですので……
あまり深く考えない方が幸せであるとは思います、はい。

日本だと碍子屋さんからスパークプラグに進出したNGKがスポーツカー作ってるようなもんだったんですかねえ、感覚的には。
NGKについては、昭和30年代以降の日本製自動車用電装品の品質向上に従って発展していった
手堅い部品メーカーのイメージが強いので、マセラティみたいな極端な事例と比較しにくいとは思うのですが。
アメリカのチャンピオンもあくまでプラグメーカー一本やりですよね。

まあタイヤ屋さんからプリンスに関わったりバイク作ったりしたブリヂストンの例もありますけど。

63:さいた('A`)マンドクセ ◆3Vi8OE4pEg
09/02/22 20:34:17 uUBd2fBbO
>>61
二輪のドゥカティの原点に近いのですね(ドゥカティはラジオ製造から戦後に二輪車エンジンで車輌開発をスタート)。

で、オイラ的スポーツカーの定義なんですが……………
一つひとつの挙動が楽しく感じられて、乗る人全てが安心して楽しさを感じられるか、ですかね。

コンパクトスポーツ、スーパースポーツ問わず走りが自然な車こそがスポーツカーなんじゃないかと。


うーん、なんだか書いてて分かんなくなってきますね…………

64:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/23 00:24:56 y7D6Tzov0
思えば全く異なる分野から自動車メーカーに転身した例は多くとも、
自動車部品メーカーから自動車全てを作るメーカーになった例って、意外に思いつきませんね。
>>62
どうでも良いようなことを深く考えること。それ自体が大好きで、
そういうことをしている時が幸せに感じられる者ですから(w
大体がオタク的人種っつうのは、いろんな分野で定義付けするのが大好きなもの(オタクの定義の一部 w)

で、昨日に続いてスポーツカーの定義のことですが。
通常はごく主観的であって構わないことであり、>>63に書かれたようなことで全く構わないと思います。
主観的な分類では、多くの分野にまたがって分類される車ってのが出現してしまうかも知れませんが
それもその車の性格を表現していることとも考えられるでしょう。
しかし此処では一応、レースでのカテゴリーと同様に平面視で全ての車を分類出来るように
重複する分野にまたがり分類する事を避けるように考えてみたいと思います。
当然、ある分類が他の分類の上位に位置するとか優れた物であるとかっていうニュアンスは無し。

GTと言うのも確かに曖昧な概念でしょうから。これは以前も話に出た“コンティネンタル・クーペ”と
置き換えても良いと思います。(更に曖昧に思われるでしょうか?)
“スポーツカーとは、純レーシングカーの終わるところに始まり、コンティネンタル・クーペの始まるところで
終わる”と。
クーペスタイルを持ってはいても、エドセル・フォードさんのリンカーン・コンティネンタルをスポーツカーとは
呼べないでしょうが、そのことがこの車の価値を下げることには全くならないと。
こう書くと私の思うところも理解され易いのではないでしょうか?

サルーンという言葉は、今ではほぼセダンと同意語になっていますが、
昔アストン・マーティンがDB2辺りからのクーペを“サルーン”と呼んだ例も有りますし、
言葉本来の意味を考えれば二座や2+2のクーペをそう呼ぶことも間違ってはいないのでしょう。
当時のアストン・マーティン社は、スポーツカーという言葉に含まれるスパルタンなイメージを避けて
居心地良い空間を有する長距離走者である印象を与えたかったのだろうと想像します。


65:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/23 13:14:54 L8LlJHnCO
自動車部品メーカーが自動車をつくった例、ドイツのツェンダー社があります。時々発表してくれますが試作車の域をでたことがありません。
ところで、ベントレーのRタイプコンチネンタルや昨今のコンチネンタルGTはスポーツカーでせうか?

66:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/23 13:21:03 L8LlJHnCO
部品メーカーかどうかは知りませんが、ドイツのチューナーなどが、エアロスポイラー製作やエンジンチューンから始め、自動車メーカーに成長していく例があります。

67:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/23 13:32:35 DvWn0z850
光岡みたいなもん?

68:さいた('A`)マンドクセ ◆3Vi8OE4pEg
09/02/23 17:32:41 pLXT0SqGO
>>66
そういや、自動車メーカーの基準、各国で違うでしょうが、ドイツだと認定基準、厳しそうですね………

日本もメーカーとして認定されるのに厳しい国のようです。
国内スペシャルカーメーカーの光岡、自社製のセヴンレプリカ、ゼロワンを開発したときも、衝突試験の為にボンネットフードやフロントセクション開発に苦労したんだそうで。

ドイツの場合、Tuf基準をクリアしないと大変なはず。
少量生産車には日本や英国みたいに特例規定でもあるんでしょうかね………?

69:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/24 00:09:43 Wsab8BMO0
あ、成る程・・。チューナー→チューニングパーツ・メーカー→コンプリート・カー・メーカーって道がありますね。
今のルーフとか、昔のアバルトなどがそうした例でしょうか。
安全基準とかは、ルーフやアルピナなどの場合、ベース車両のデータが流用されるのでしょうかね?
>>65
まぁ、此処に書いているスポーツカーの定義っつうのは飽くまでも私見ですから。

恐らく私の考えるスポーツカーの定義っつうのは
“純レースカーの終わるところで始まり、サルーンカーの始まるところで終わる”
と言われた人のそれとほぼ等しいのだと思います。
ただ昨日も書いたように“サルーン=セダン”と考えられるのが一般的な現状では、
サルーンカーという言葉を用いると、単なるボディー形状の話という誤解を招く恐れがある気がするので
サルーンカーって部分をGTとかコンティネンタル・クーペ(カブリオレも含みますが)と言い換えている訳です。
もう少し具体的に言うなら、スポーツカーは走る事自体を目的として作られた車を指し
移動の道具であることは本来の目的ではないものと考えています。

つまり私はコンティネンタル・クーペ等はスポーツカーとは別物と考えている訳です。、
一応断っておくと、一般には矢鱈に“熱い”車が最上の物で、
居住性の向上などは一種の堕落のように考えられている節が有りますが(でしょ??)
別にスポーツカー純血主義者という訳でもないので、どちらが上に有るモノとかは思いません。

で、こうした分類法を考えて遊んでいると問題となる(?)のが、
前スレの終わりで話に出ていたニッサンGT-Rの特別版とかホンダの一連のtype-Rを名乗る車とか。
古いところではコーティナ・ロータスのようにサルーンカーをベースに仕立てた高性能版で
実用面には多少目を瞑った車の数々。
しかしこれらは、レース規則とか世相が産んだ少々歪(いびつ)な存在と考えています。
歪と言うと語感が良く有りませんが、こうした所謂“羊の皮を着た狼”の一群ってのは
実は何かしらの理由から“狼の中身を移植した羊”で、そこには移植せざるを得なかった理由が有って
その危ういバランスが独特の魅力に見えるのであろうと。


70:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/24 06:18:27 aXJkGgwCO
視点を変えれば、「羊の皮を被った狼」というのは、「実用性や居住性も多少は確保した」表見上はまっとうな形状の車、という解釈もできるかもです。

71:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/25 00:21:29 J3l1URmO0
>>70
私の“歪な”って言い方も不味いかもしれませんが“まっとうな”って言い方も
“まっとうではない”と分類されてしまった形状の車のユーザーから文句が出るかも・・(w

確かに箱型の利便性を失くす事無く、スポーツカーの操縦性を移植した車ってのは
一台であれこれと楽しめる魅力的な選択肢ではあります。
しかしこれ、利便性に優れる分だけ地味であることも確かで、映画俳優に例えるならば渋い脇役みたいなもの。
通好みというか、地味で目立たぬことを善しとする人には好まれるかも知れませんが
こうした車の人気が移植元のスポーツカーを食ってしまったメーカーのラインナップっつうのは
主役級の花形俳優が目立たぬ地味な映画のようなものでしょうか。

やはり理屈抜きで格好の良い、ティーンエイジャーが恋焦がれるような派手な車ってのは
全ての自動車会社が持つ必要も無いとは思いますが、幾つかは必要でしょう。
便利ではあるけれど地味な車ってのは、年とってからちょっとひねくれて選べば良いものだと思います。

さて、マセラーティに少し話は戻りますが。
マセラーティがロードカーに進出した戦後間もない頃っつうと、イタリア自動車界の最大のイベントと言えば
なんと言ってもミッレ・ミリアだったと思われます。
この頃はイタリア車に限らず車名に“MM”と付け加えられた車が一杯有ったように、
スポーツカーを作るメーカーならば、このレースでの活躍を目指すのは当然だったようです。
そんな頃、純レーシングカーばかりを手掛けてきたマセラーティが、ロードカーに進出したのですから
周囲はミッレ・ミリアに活躍するようなスパルタンなスポーツカーを期待したかも知れません。

ところが実際に出たのは、高級なGTを目指したような、もう少し地味な車。
それはそれで良いのですが、当時の人達は少し肩透かし食った気がしたかも。
私がその頃生きていたなら恐らくそう感じたでしょう。
今で言うなら、例えばローラやダラーラがロードカー出すと言うニュースを聞いて急いで見に行ったら、
良い車ではあってもとてもレースに使うような気にはなれない高級車だった・・みたいなものでしょうから。

72:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/25 05:37:31 DpYE8ep6O
本家本元の兄弟の正統派スポーツカー作りに、兄弟の名を冠した銘柄のほうが遠慮して棲み分けしたんでしょう。
オルシのマゼラティの照準は、フェラーリだったんではないですか。

73:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/02/25 13:31:46 DpYE8ep6O
マゼラティって、数々レーシングカーや高級GTがあるんですけど、スポーツカーメーカーか?というとなんとも微妙ですね。

74:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/26 00:23:49 /gxJqgiX0
>>72
マセラーティの最初のロードカーの誕生(47年)とフェラーリ最初のロードカー誕生(同年)のタイミングを思うと
競合しようとする意思は共に無かったと考えます。
フェラーリの方(166インテル)はレーシングカー・166MMのデチューン版だったように、性格も多少異なりますし。
マセラーティがフェラーリのロードカーと競合するようになったのは、恐らく57年の350GTからではないでしょうか?
この車もスポーツカーというよりは豪華なGTですが、フェラーリの400スーパーアメリカ辺りと
競合するモデルだったと思います。

第二次大戦後は、こうしたGTカーが流行したのと共に、先日エロスパ氏も書かれたように
純レーシングカーと行動向けスポーツカーの間には距離が置かれた感が有りますが、
この事はレースが専門化したこと。とりわけ空力研究の発展により常に姿勢を変化させない車が
必須になった事が大きいのでしょうか。
ダウンフォース以前・抵抗を減らすことに空力が専念していた時代迄はルマンカーなども
サーキットまで自走して行くのが一般的に行われたようですが、
地上高がギリギリ迄削られてサスペンション・ストロークも僅かしか持たぬ車でなければ
活躍出来ぬ時代となると、そうした事は事実上不可能になったと考えられます。

また、純レーシングカーと公道用車の境界線にあった車が無くなったことは、
ミッレ・ミリアに代表される一般公道を用いたレースが無くなっていったこととも無縁ではないでしょう。
そうしたレースでは、総合優勝を狙う純レーシング・スポーツと言えども公道を走れる最低限度の
足回りなり地上高なりを備えていないと話にならなかった訳ですから。

車名に“ミッレ・ミリア”など公道レースの名前を冠した車たちは、
それが例え一般路向けであってもかなりレーシングカーの近くにあったと思うのですが
今ではそうしたスポーツカーも殆ど見られません。
80年代以降、ポルシェ911が“カレラ”の名前を安売り(?)するようになって、本来の意味を失ったのが
それを象徴しているのかも。
今の911カレラは70年代迄の911T、カレラSが911Sにあたると思われ、
GT3RS辺りが本来カレラを名乗るべき車でしょう。

75:ふっさーる@引越し中
09/02/26 03:07:44 KcQkK3JV0
ふっさーるはただいま急にリアル引越し中でございます。

回線がまだきておりませんのでこんな形でご報告です。

76:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/02/28 00:21:05 4KgLpm+70
そう言えば。先日テレビで「冬場は炬燵でミカンよりも水羊羹を食べるのが一般的な地域」
なんてネタをやっていましたが、ふさ先生ってそっちの方の方でしたっけ?
甘い物苦手な私は水羊羹を食べたことすらありませんが、腹が冷えそうですね。

さて、マセラーティの話の筈がポルシェの名前が出て来ました(自分で出したのですが)
現代ではこの両者、価格面では一部重ねるところも有り
「予算1500万で、クーペ買うのにポルシェは普通過ぎるからマセラーティかアストン・マーティンV8かな?」
みたいに悩む裕福な方も世の中にはおられるのでしょうか。

先日も書いたように、本来ポルシェにとって“カレラ”とは1950~54年に中米で行われたレース
“ラ・カレラ・パナメリカーナ・メヒコ”にちなんだ(カレラはスペイン語でレースを意味する単語だとか)
とりわけ“ホットな”モデルに付けられる名前だった筈ですが80年代以降は単にクーペモデルを
“カレラ”の名前で売っているようです。
今の“カレラ”には“ラ・カレラ~”からのイメージは殆ど無いと思います。
80年代に、911の販売のてこ入れの為に70年代中期に存在したセミ・レーシング・バージョン
“カレラRS”の名前を使用した名残りと考えて良いのではないでしょうか。

URLリンク(www.automag.be)
よく「最新のポルシェが最良のポルシェ」なんて言われますが、この73年型カレラRSは例外なのか今も人気高く
同時代の911TやSを“カレラ・ルック”に改造した車も多い様子。
手許にCG73年9月号が有りますが、新車の時から911一族の中でも別格の褒められようでした。
また遥か後に発売された911の歴史を振り返る別冊の中でも、歴史上の主要モデルの一台として登場し
「時代を超えた完成形であり、いつ乗っても深く感銘を受ける」と評されていました。

現代の911とはクラスも異なりますが、この73年型“カレラ”には抗い難い魅力が有ります。
もしも私に新車で911を買うだけの財力が有ったとしても買いたいとは考えないでしょうが
もしも同じ値段でこの車が売りに出ていたならば(万が一にも有り得ない話ですが)迷わず買ってしまうかも。


77:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/03/01 00:48:00 8LSJDXEo0
このスレッドの初めに「良く出来た車は時代を経ても良く出来た車で有ることに変わりはないもの」
みたいなことを書きましたが、その時に頭に有ったのが、昨日も書いた73年型911カレラRSの記事
“時代を超えた完成形”という見出しの文句でありました。
私はその73年型カレラRSはおろか911体験ってものを持たぬので本来この車を例にとるのは不適当で
もっと他の、自分で経験した事のある車について書く方が良いのかも知れませんが、
外野(というより客席?)から見てもこの車(73年型カレラRS)とその後の911の歩みは興味深いもの。

今となっては少々奇異な感じもしますが、ポルシェ911という車はその登場時(65年)には
決してスポーツカーとして生まれた物では無かった筈。
URLリンク(bikesan.fc2web.com)
こうして初期型911をあらためて見ると、全く大人しい“乗用車的な”クーペに見えます。
その性能が高く評価されて、多くのアマチュアがレースに使用したこととか
レーシングエンジンを搭載した911Rといった特別版が存在した事も有りましたが、
911がはっきりと硬派なスポーツイメージを強めたのは73年型カレラRS登場と、その成功からと考えます。

多くの人にとってはポルシェ911とは格好の良い高級クーペなのかも知れませんが
そのイメージを支え、自動車好きな人の垂涎の的と成り得ているのはやはり特別なスポーツカーという
硬派なモデルが存在する事に由来すると思います。
そうした硬派なモデルと比較すれば“一般的な”モデルに“カレラ”の名前を冠しているのも
かつてのカレラRSの成功にあやかったものでしょう。
また、現代のGT3RSはボディーサイドにかつての73年型カレラRSを彷彿とさせるデカールの
ストライプをあしらっている辺り。今のホットモデルに於いてもあの車は特別なアイドル的存在なのでしょう。

単純に絶対的な性能値で比較してしまえば、かつて高性能を誇った73年型カレラRSと言えども
クラスを移行した現代の911のノーマル版にも及ばぬ筈。
ですが、それが現代に於いてもアイドルと成り得ているのは911の在り方に指標を与えたモデルとして
今も記憶される車だからなのでしょうか。


78:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/03/01 23:53:46 8LSJDXEo0
さて。例とするのは911ではなくとも構わないのですが、とりあえずは昨日の話の続き

73年型カレラRSの1000kg前後(仕様により多少の幅があるとか)に200psちょっとというスペック。
現代でも大変魅力的なものであります。
が、現代の911はベーシック版であってもその4割増の車重に対して6割以上も増したパワーを備え
高性能を誇っています。
しかしそれでもかつての73年型カレラRSに根強い人気があるのならば、
現代の技術を用いてその再現を行えば、喜ぶ人もいるのかも知れません。
実際にロータス・エキシージ辺りにはそれに近いスペックの車も有りそうに思います(調べてない w)

それでも私は、それをポルシェ社が911を用いて行うのは、やってはならないことだと思うのです。
他の車種がそれに近いスペックを実現することは構わないと思いますし
現代の911GT3RSが73年型カレラRSをアイドルにするのも構わないと思いますが
全く同じ物を最新の技術を駆使して作ると言うのはそれと別のこと。
常に車は変化し続けるものであって、以前と同じ味わいの物を作るのは退化でしかないと思います。
また、同じ味わいの物であるならば、進化した技術で作られた物の方が優れているのは当然であって
それでは過去の名車と呼ばれた物の価値を自ら下げてしまうことになりかねないでしょう。
「昔は良かった」みたいな思いを安易に形にするのは、実は過去の否定にしかならないと考えるのです。

話はシトローエンであっても同じで、DSが幾ら高い人気を今も維持していようと
DSそのものを再生産することは有り得ない話。
それはDSの名前や細部を引用することとは全く異質なことだと思います。
先日>>8>>10に書いたことはそういった意味の話でした。
私が古い車が好きでも、古い車のレプリカには興味を持てないのはその辺に理由が有ると思っています。

具体的に言うならば、MG-TDが売られているのを見ると思わず喉から手が出そうになりますが
そのレプリカとして光岡が輸入販売している車には興味が持てません。
実はその車、ショールームの前を通りかかったついでに覗いて見た事も有りますが、
ナンとも悲しい気分しか残らなかったものでした。

79:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/03 06:38:54 kMV+iLj8O
本物を手に入れて維持管理に相当な散財を続けるか、割り切って比較的お手軽なレプリカで気軽に楽しむか、だと思います。
精巧なレプリカや擬似クラシックは、代用品でありながら強い独自性があり、趣味の一ジャンルと言えるかも知れません。

80:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/03 10:41:48 aKbPv2Xe0
なんでオリジナルとレプリカの両方を買わわないの
両方持っていれば幸せになれるよ

81:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/03 16:23:09 kMV+iLj8O
普段使いはレプリカを使うわけねw
レプリカ造りって、偽造じゃないし、自動車メーカーのもっともらしいリバイバル商法よりもましかな、と思うがね。

82:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/03/04 00:31:17 WZC0hlPU0
先日書き終えてから思ったのですが、ひとくちにレプリカと言ってもいろんなのが有る訳で
全てをひと括りにしてしまうのは乱暴だったかも知れません。
極端な例としては、6台しか完成車は出来なかったブガッティT41“ロワイアル”の中の一台が
昔纏っていたボディーを再現する為に完成途中の部品や鉄道用に流用されたエンジンを用いて
フランス国立自動車博物館のスタッフ他の熱意で生まれ、其処に展示されている
“七台目のロワイアル”とか
URLリンク(www.bugatti.com)
(これはオリジナルの方の写真)
また、元レーサー・デヴィッド・パイパーさんが自製シャシーに
オリジナルのスペアパーツをふんだんに使い作ったフェラーリ330P4とか。
URLリンク(www.didierpironi.net)
これはエンツォ・フェラーリさんも承諾し、新たにシャシーナンバーを与えているそうです。
まぁ、これらは別格ですが。希少な車を、そのオリジナルを愛する人が情熱傾けて作った精巧なレプリカには
私も大変興味が有ります。

で、その逆。あんまり光岡の輸入しているMG-TDレプリカの事ばかり書くのもナンですが。
あれを企画した人の事は知りませんが、オリジナルのTDが好きだとは到底思えない物であります。
オリジナルの倍以上の馬力が出てはいても、オリジナルTDの一番肝の部分
(例え心情的と言われようと)スポーツカーであろうとする意思が全く感じられません。

その辺の事は先日も書いた私なりのスポーツカーの定義とも関わリ、また長くなりますので明日以降として。
値段の事はあんまり言いたくないのですが、程度の良いオリジナルよりも高価なレプリカってのも、
どんなものでしょうか?
また、ああいう(TDは戦後の車ですが)戦前スタイルの二座小型スポーツカーの形を手軽に味わうにせよ
あのお値段だと、何のレプリカでもない本物のモーガン4/4が買えてしまう訳です。
“モーガンではなくMG-TDが良い”と思うくらいのこだわりがある人にとっては
太いタイアとか、その為に広げられたフェンダーとかで全体が台無しになっているあの車は興醒めでしょう。
レプリカって、企画する人の資質が問われる難しい代物だと思うのです。


83:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/04 00:44:40 geSQ53fQ0
レプリカもオリジナルを冒涜せず、正式なライセンスなど配慮をもってマジメに作ってあるものは相応に評価できるよね。

その点で、ロータス・セブンのクローンがあちこちにはびこっているのは何だかなあ、って気分になる。


全然関係ないが、先日、縁戚筋の女性がミニバン転がして遠い田舎までお越しになった。
還暦超えてるが運転大好きで、数百キロの下道長距離ドライブも辞さないという大したお方だ。

「昔、スバル360のあとに、コンテッサに乗ってたのよね」
うわっ、それは素晴らしい。ミケロッティのデザインした1300セダンのようだが、あれはセダンでも十分美しい。
居合わせた俺の父親も「綺麗なクルマだったねえ」と昔を懐かしむ。
この父親、やっぱり最初がスバルだったが次が水冷パブリカだったので、やっぱりコンテ乗ってたと聞くと羨ましいらしい。

「で、検問で警察に止められることがあるでしょ? うしろ開けて、っていわれるの。
でもうしろ開けたってエンジンしかないでしょ? 
その度に『このクルマは、後にエンジンがあって、前がトランクなんです』って説明しなくちゃいけなくて。
いちいち説明するのが面倒くさくなって、『もう次は絶対に前にエンジンのあるクルマにする!』って決めたの」

……リアルで「ビートルは前にエンジンがない」系ネタに悩まされた人に初めて遭ったよ。
気持ちはわからないでもないが、何だか「乗り換えた理由が、それだけ」と聞くともったいない気分になった。
乗り換えた車をおうかがいするのは失念した。

84:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/04 03:52:44 Ld2PhSMQO
あの当時って、イタリア製デザインの日本車が結構ありましたねえ。
いすゞベレットや117をギア時代のジウジアーロが、63年ダイハツスポーツにはヴィニャーレ時代のミケロッティが…って感じで。

85:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/03/05 00:10:22 iXW8rUL+0
検問って、そんなに頻繁に出会いますかね?私の場合は、それこそ十年に一度くらい。
恐らく空港とか官公庁の近くを通る事が多い人だと、結構出会う確立も高くなるのでしょうね。

>>83さんの話から、また光岡絡みで思い出した事。
以前も書いた話ですが、バブル前期頃に光岡がVWビートルをベースにしたメルセデス・ベンツSSKの
レプリカを販売していた事が有って。
URLリンク(img.carsensorlab.net)
URLリンク(www.autogallery.org.ru)
勿論下は本物。こうして見るとあんまり似ていないなぁ・・(w
このレプリカ、ビートルがベースですから当然リアエンジン。本物でしたら船舶用かと見紛うような
巨大な7リッター過給機付き直6エンジンが納まるボンネットの中はカラッポ。
これに乗って、検問に出会い。「実はこの車、エンジンは後ろで前はトランクなんです」と見せたら
検問の警察官もびっくりするでしょうね。
もっとも(漫画のルパン三世じゃないんですから)怪しい人はこんな目立つ車には乗らないでしょうが(w

メルセデスSSKは特にアメリカで人気が有るようです。やはり、あのフレキシブル・チューブに包まれ
ボンネット横に露出した三本の排気管が派手好きなアメリカ人受けするのでしょうか。
30年代に生産された実車でもオーバーン・コード・デューセンバーグの各過給機付きモデルが
そのスタイルを取り入れましたし。
過去の有名な車のレプリカを作る業者の数が最も多いのもアメリカのようですが
そんな中でもSSKは人気の有る一台のようです。

そうしたレプリカの中でも良く知られるのが“エクスキャリバーSSK”という、確かコルヴェット辺りをベースとした物
何で良く知られているかっつうと、昔バンダイからこの車の模型が発売されていたから。
URLリンク(www.hoetzelt.de)
V8搭載車をベースにしているので、例の排気管は左右両側に突き出ています。
本物に近付けようと、片側3本にした努力は認めますが・・(w
それにしても不思議なのは、何故本物のSSKではなくそのレプリカを模型化したのでしょうか。
これじゃあ全然箱に書かれたような“CLASSIC CAR COLLECTION”じゃないでしょ?(w

86:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/05 04:41:48 nrF+YNLPO
そら、かずあるレプリカのなかでもエクスキャリバーは花形だったからです…。なんかこのエクスキャリバー、ホイールベースを延ばした全長7米のリムジンさえあります。
光岡は本物ではなく、エクスキャリバーを模倣したのは明らかです…。

87:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/05 04:56:52 nrF+YNLPO
URLリンク(www.madle.org)
上記は、ビートルのドンガラの後ろ半分を利用して、メルセデス風の擬似クラシックを作ったという、数年前の例です。
ちなみに同社はメルセデスのエンジンをベースにしたミドシップでも有名です。

88:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/03/06 01:11:02 NCQ6Dk4C0
>>87
リンク切れなのか、見られないようです。

ところで、模型の話をもう少しだけ続けさせて貰いますが。
バンダイの“CLASSIC CAR COLLECTION”もう結構古いモノなのですが、このシリーズは他にも
アルファ・ロメオ グランスポルト・クァトロルオテなんて車をキット化しています。
URLリンク(www.geocities.jp)
箱絵から一見1930年頃のヴィットリオ・ヤーノさんの傑作車6C1750の模型と思いがちですが
実はこれ、アルファ・ロメオ自身が65年に雑誌“Quattoro ruote”の提案に乗って製作した
1750GS/ザガートのレプリカを模型化したもの。
当然、エンジンも65年当時のジュリア系四気筒を忠実に模型化されているようです。
まぁ、これも実車が50台の限定生産だった事もあってそれなりの人気が有ったのかも知れませんが
レプリカのレプリカ(模型)ってのも何だか良く判らない物。

小サイズのミニカーでしたら、これもまた変り種とコレクションするのもアリでしょうけど
1/12サイズのプラモデルともなれば組むのも大変ですし出来上がりは全長40~50cmくらいになり
結構場所も取ります。
手間と時間を掛けて、それだけの大きさの“何だか良く判らない物”を作る人は少なかったのでしょう。
当然の如く不人気商品となったようで、模型屋さんの店頭にかなり売れ残っているのを見掛けました。
光岡もやはりレプリカを更にレプリカ化してしまったのでしょうかね?



89:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/06 06:59:59 bWeXeC+1O
スマソ。
URLリンク(www.madle.org)

90:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/07 19:21:05 7u2xZG/e0
逝ってるの蘊蓄はもう飽きた
ふっさーるの続きはまだか?

91:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/07 19:54:42 lzli+F0YO
エロスパ氏元気か?

92:酔いどれエロスパ◎~▽~◎ ◆cAAK5ejJdg
09/03/07 21:50:52 GKgb5D3t0
灰汁金と多忙。

その多棒の隙を縫ってヌパイダ直したりしてます。
ぃあセンタ・リアのマルミッテが逝ってくれて素晴らしひ爆音ヌパイダになっちまひ
なんぼなんでもこれはいかんだらう、と。
戦前より爆音派の盟主wのやうなアルファですがこれは度が杉ました。

以前ヌーペルCG誌上に於いてコバショー御大がブガッチEB110Sの静かさに
「”静粛なブガッティなんて、まるで”丸い四角”みたいな形容矛盾である。」
とお書きになっておりましたが、確かに戦前のブガッチはこれ股まう一方の爆音派の盟主。
そんなブガッチも名跡だけを継ひだ現代版で、しかも4ヶもターボ付けられては
黙るしかありますまひか。w 股同特集でアイドリングの静かさに御大曰く
「躾の良い紳士は声高では喋らないものだ。」

げふぃんを身上とするアルファ・ロメオですからw爆音でもまぁAのですが
世間の誰しもが下品道に理解を示してくれる訳でも無ひのですから
修理せん訳にはいきますまひ。

93:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/08 00:58:01 pAlJ9q6X0
>>90
飽きたと言うより、そもそもつまらないね。
要は、たんに知識をだらだら書いてるだけ。
自分のブログで書けばいいのにね。 

94:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/08 01:55:19 70xdTrdJ0
おっちゃんが出てくれば良いのに

95:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/08 07:41:54 APl2bH1q0
>>92
爆音というのも難しいもので……
旧車會のアフォどものようなのは論外として、デフォで出ちゃう爆音もいろいろありますな。

私が爆音でシャッポを脱いだのは、那須の板室温泉で、旅館の朝飯前に高原道路でも行ってこようかと駐車場へ出た時のこと。
あの温泉は谷奥にあって、道路は温泉街手前でヘアピンになって上がっていくんですが、
初夏の朝6時台のそこへ、
少し霧の掛かった谷間から、自動車ともバイクとも付かない甲高いエンジンの響きが昇ってくるんです。

何だ何だと見たら、現れたのがホンダS800M。中年男性が乗ってました。
ヘアピンのターンでシフトダウンするや、一気に回転上げて
またもや高い快音を響かせながら快速で急勾配を駆け上っていった。実にいい音でした。
エスハチよりはヨタハチの方が好みの自分も、この時ばかりは
「40年物のクルマであの快走はうらやましい」と心底思ったものです。

96:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/08 16:12:16 unQd68xVO
エスハチって、高回転エンジンだし、しかもシリンダーごとにキャブレターがついてましたね。

97:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/09 08:59:52 N9hpX3/Q0
近い将来に電気自動車が普及したら、化石燃料を燃やして排気音を出す車はすべて爆音カーです。
クラウンもカムリもカローラもヴィッツも何もかもすべて、もちろんタントもムーヴでも。

98:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/09 11:01:05 vkmlpVAS0
今のガソリン車ってさほど音出してないぜ。改造車やトラックは別だけど。
市街地の徐行だったらタイヤの音の方が大きいだろ外からでも。

99:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/10 13:39:27 T4MRyCVsO
逝ってるが書かなくなったらこのスレは氏に絶えるだろうな…。

100:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/10 13:48:38 n6MENMGh0
誰も困らないがな

101:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/10 15:05:27 RH8a8E2cO
無くても困らないっていうなら、そりゃ2ちゃん全てに言えるがな。

102:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/10 18:23:02 uDwPTVHs0
逝ってるは四十代だっけ?
いい歳した中年がコテにトリまで付けて
いくら知識があって蘊蓄を書いても所詮2ちゃん
実社会で「自分はネラーです」なんて恥ずかしくて言えない

103:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/10 20:58:12 FxvvdwVW0
で、おまいら
そんだけ文句言ってんだから
早く代わりに何かうんちく語れや

104:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/10 22:03:16 T4MRyCVsO
んだんだ、けなしてみても、代わりになることを語れへんならお前らは厨房じゃ。
出ていけ!

105:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/03/11 00:31:42 oJqAaFKO0
規制明け。
>>102 ・・まぁ・・ね(w
そんなに薀蓄ばかり書いているとも思っていないし、むしろ「判らない」とか「知らなかった」とか
そんな事ばかり書いている気もするけれど。
ダラダラの長文ばかりでは、読む側もまともに読む気がしないっつうことか。

まぁ長文書き散らすのが好きなのは今更否定のしようもないけれど、
それでも本来自分で書くよりは、人の書いたもの読む方が好きなのだけど。・・楽だし・・。
で、「保守」と一言だけ書くのもつまらないので、何かしら書くようにしている程度のつもりでも、
私がダラダラと長文書く事で場が白ける面もあるのなら狙いとは逆効果だし、
多少は遠慮した方が良いのかも。

・・などと思いつつ・・>>95-96
ホンダって、四輪ではいきなり当時まだ珍しかったツインカムを奢ったエンジンを売り物にして登場したのに。
四輪以上に高回転型で良い筈の二輪エンジンは70年代後半までカムシャフト一本で済ませて、
競合他社にイメージ面では遅れを取るようになってツインカム取り入れたように思いました。

もっとも四輪の方も最初だけで、低公害車の開発が必要な時代へと変り。
出したCVCCは、技術的には評価されるべきなのかも知れませんが運転した感触は酷いものだったようです。
で、私にはどうもそれ以来今に至る迄、やる事に一貫性の無い会社という印象があります。

ところで爆音って言うと。
本当にアチラでは「あんまり静かでは歩行者に接近が気付かれずに危険」とでも思われているのか
別にスポーティーな車ではなくても静かなフランス車ってのも印象に有りません。
どうという事のない小型車でも、一般に排気音は大きめだと思います。
自動車博物館に女性客が多く、その女性達がエンジン掛けた戦前型アルファの轟音に
嬌声挙げて喜んで拍手してたり。
そういうのを見ると、ごく普通の人の轟音に対する感覚自体がちょっと違うのだろうと思います。

106:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/11 01:05:20 ubmC6XCV0
>ごく普通の人の轟音に対する感覚自体がちょっと違うのだろう

輸出された日本映画のワンシーンで、虫の鳴き声が入っているところにクレームが付き
 『高周波の雑音が入っているが?』
虫の声は愛でるものとして育った者と、関心の外に扱っていた者では、違う受け取り方をします。
エンジンの音は好いものとして育つ世代が重なれば、そう変化していくのでしょうが、いま街の中で
耳につくのは、低音の無用なアイドリングやバカスクなど、ただの無神経から発した音が多いような。
それじゃあ、車そのものにすら関心の薄い世代が育っても仕方がないのかもしれません。

個人的には音は出したくない方です。
私の出した音は、それが聞こえる範囲の人々と関わりを持つわけですから。



107:酔いどれエロスパ◎~▽~◎ ◆cAAK5ejJdg
09/03/11 01:37:26 8D0a3KPO0
音、これって人口の稠密性と関係あるんではなひでせうか?
つか、日本の文化とか意識、国民性とかってな極端な人口稠密に因って
形成された部分が非常に大きひやうにも思へます。

そら寝てるところに障子1枚隔てた隣で
アルファ直8の爆音やられた日にゃアテクシだって文句言ひます。w
と、言ひながらそれに類することを日々やっておる訳ですが。w
ぃあ、近隣の方・立ち回り先の皆さま申し訳ござひません。w
なを、とりあへづヌパイダマルミッタは直しました。
直したところであの音、股75は75でこれ股あの音なので・・・。

ところでその75、数年前に修理しやうと思ったところその時点で純正排気系欠品。
社外品もその前の年にはあったものが次々欠品で、慌ててカキ集めたCSCのセンターと
ヌーペルヌプリントのリア継ぎはぎつうありさま。
ところが今度、今はなんとヌパイダも伊代伊代欠品し始めました。
こらまだあるうちにANSAあたりの仕入れて置くべきか、とも考へております。

・・・んで股ANSAのヌポォシマルミッタなんざ仕入れて爆音でせうか?w

108:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/11 02:00:14 ubmC6XCV0
>二輪エンジンは70年代後半までカムシャフト一本で

その前に、DOHCでバルブスプリングにトーションバーを使ったCB450というのがありました。
当時、大排気量車の主流だったツインの英国車に対して、小排気量高回転型のため「トルクで乗る」
余力感で劣り、メンテナンス性がネガとなりました。
そのあとに出たのが、四気筒と大排気量で押し切るCB750Four。
乗ったことがある方ならご存知でしょうが、腰でグッと寝かせると、わずかに遅れてフロントが向きを
ようやく変えてくれる、いわゆる立ちが強い、スポーツよりは長距離向きの性格。
本来、海外市場向けだったこれを国内販売したところ、大量に売れて事故が多発。
(当時は免許に区分がなく、16歳の初心者が免許を取ってすぐに乗ることも可能だったわけで)
日本での最大排気量は750ccという長年続いた暗黙の縛りや、免許の細分化はここから来ています。

事故増加と「またナナハン」調の新聞の叩きで、序々に安全装備が増え、カタログ表記の67psは
変わらないまま、実質はパワーダウンが重ねられて最高速度は20km/h近く落ちていったのが現実で、
そうした社会の論調の中、新規参入ならともかく、ハイパワーを謳うDOHCの新型は出せなかったのが
実情ではなかったのかと推察します。

78年にようやくDOHCを乗せたCB750KZが発売されたとき、そのカタログ数値はカワサキより5ps低い65ps。
ゆっくり走れと強要するような、ソファのようなモフモフのシートに白バイサイズの巨大ハンドル。
翌年のCB750FZと比較すれば、ホンダがかなり社会を伺いながら新型エンジンを投入したことがわかります。



109:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/11 02:11:49 ubmC6XCV0
おお、エロスパ師だw

>音、これって人口の稠密性と関係あるんではなひでせうか?
確かにそれはあるかもしれません。
しかーし、人口の稠密性といえば、『プライバシー意識を洗練させた』といわれるキチキチ詰めの
城砦都市というものが欧州にはございます。
そういうところをブッ飛ばしまくるイベントで、かの地のドラえもん体型のオバサンまでもが歓喜するのは
音=罪悪、不快だと刷り込まれていないからじゃなかろうかと愚考するわけです。

で、音=罪悪、不快と思っている人が多そうなわが国では、私は音は出したくない。 というわけで。

110:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/03/11 08:15:17 cFPBjeOQ0
あーごめんなさそい。

家の整理がマダ付かないのですw


111:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/11 08:19:50 UT3nL2i70
>>105
コテは叩かれてナンボとか、むしろ叩かれているうちが華とも言われています。
いちいち気にする必要は無いですが、それが嫌ならブログに移行するのが良いと思います。
ブログなら叩きは即アク禁にできますし、何よりdat落ちしないので保守の心配も不要です。
それにアクセス数も分かるので、多くの人が見ている事が実感できれば励みにもなるでしょう。
確かに社会人としてネラーは恥ずかしいですが、ブロガーなら恥ずかしいどころか堂々と言えますよ。


ホンダは、やる事に一貫性の無い会社ですが、他社がやらない事をやる会社でもあります。
例えば、原付スクーターブームの時、他車は空冷だったのに対し、ホンダは水冷のビートを出しました。
例えば、2スト250ブームの時、他社は並列2気筒だったのに対し、ホンダはV型3気筒のMVXを出しました。
例えば、WGP500に参戦する時、他社は2スト4気筒だったのに対し、ホンダは4スト8気筒のNRを出しました。
つまり、他社がやらない事ばかりやっているので、裏を返せばやる事に一貫性の無い会社に見えるのです。

112:Σ(・*・` ) ふっさーる ◆288GTOD/a2
09/03/11 08:59:51 cFPBjeOQ0
ぼそ

俺は逝ってる氏のウンチク話、好きですよ。うん。
俺の視点とは違う視点だったりするし、改めて口に出すなんて恥ずかしいからしないけれど(なんかヤラしいなw
俺は文章の組み立て方とか、いろいろ面白いと思うのです。

そして、2chは誰にも褒められず、誰にも認められないところですが、それはそれです。

自分で出している店は、維持するにはオーナーは、力が必要ですが
なじみの喫茶店になじみの顔が集まって、好き勝手に雑談するのに
何もそれ以上の力はいりません。

そういうことじゃないかなぁ。


余談ですが、ホンダが永らくシングルカムだったわけのひとつに
バルブ挟み角、ヘッドの小型化の設計がもともと上手だったということがあります。
ツインカムのメリットデメリットも含めて、ホンダはRC114-116などでは他の追随を許さない設計のマシンが
存在していました。

とりもなおさず、それらが市販車では採用されなかったわけ。
ホンダの自信と、驕りと、そしてそれ以上に確かな市場を見極める目があったと思うのです。

まあ、つづきはまたのちほどw

113:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/11 14:08:01 UL8rFBTE0
>>111
NRは楕円ピストンのV4ですな 気筒あたり8本で計32バルブ
URLリンク(ja.wikipedia.org)ファイル:Ovalpiston.jpg


114:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/11 23:24:33 xM55WkmQ0
ソーイチローのころは、一貫したよね。

空冷大好き!→自然空冷F1
4st大好き!→ 2st全盛時にNR

115:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/03/11 23:57:49 oJqAaFKO0
>ホンダは他社のやらないことをやる会社
それ故に私はホンダが嫌いではありません。四輪は買ったことが有りませんが、
二輪の小さいのは結構長く手許に有りました。
・・って、実はビーチ・ボーイズの歌「リトル・ホンダ」の影響かも知れませんけど・・。

しかしその“他社がやらないことをやる”ってのが時には手段ではなく目的と化してしまっているように思えます。
例えば1.5リッターV12横置きエンジンのF1とか、>>114さんも書かれた空冷F1とか
(デビュー戦でいきなり炎上。死者迄出ては洒落になりませんが)
市販車で言うならば☆レンジ付きホンダマチックATとかが思い浮かびます。
勿論本当に他所がやらない事をやりたかっただけな訳はなく。
それぞれその時々の事情とか目的ってのは有るのでしょうが。

今はどうだか判りませんけど、かつてのホンダはスポーティーなイメージを売り物にしたかったのでしょう。
ですが、私にとってのホンダのイメージと言うと“スポーティー”とかではなく
“はたらくくるまを作らせると上手い会社”みたいな感じでした。
スーパーカブなどは如何にもホンダらしいと思いますし、
最近ではカセットコンロ用ガスボンベが使える小型耕運機のテレビCMなど見ると
「ホンダらしいなぁ」と思います。
要は私にとってのホンダのイメージってのはその辺に有るのです。

ところで余談ですが。
ホンダ、ジェンセン、アストン・マーティン、ランボルギーニ、ポルシェなど
スポーティーイメージを売り物にしたがる(過去形も混じってますが)自動車メーカーには、
農機具に縁が深い会社が多いようです。偶然なんでしょうが、ちょっと不思議。


116:名無しさん@そうだドライブへ行こう
09/03/12 06:54:15 oB4S+jCYO
スポーツカーメーカーが農機と縁があるのなら、名だたる最高級車メーカーが軍需産業に深い繋がりがある不思議。

117:相当逝ってる ◆B9CPtVclVQ
09/03/13 23:50:57 iOSFNaIy0
軍需産業と関わりが深いのは、高級車メーカーに限ったことでは無いと思いますが、
何故か航空機エンジンと言えば高級車メーカーが担当するというのが
第二次大戦頃まではお約束だったみたいな気がします。
兵器メーカーとか軍需産業会社が自動車に参入すると言うケースも多いですけど、
イギリスのアームストロング・シドレーとかブリストル、フランスのオッチキスやヴォアザン辺りは高級路線。
BSAとかシトローエンは小型車路線でしょうか。

ネタも特に無いので、この辺の話で進めますが。
自動車が兵器(軍用機)をアイドルとすると言えば、まず飛行機。
航空機の技術が自動車に応用された例は多いですし、前スレでも触れたようにデザインの面でも
ロッキードP38“ライトニング”の先端部分は戦後型スチュードベーカーのフロントデザインに
影響を与えたようですし、その尾翼が戦後アメリカ車の象徴・テールフィンのモチーフになったというのは
良く知られた話。
先日経営破綻して、今後は国内市場に専念するという話のサーブとかBMWのように、
元々は航空機メーカーだった事を誇りにしている会社も多いようです。

それならば車名に戦闘機の名前を拝借した車ってのも一杯有っても良さそうな気がしますが
現代のブリストルや、昔のアームストロング・シドレーが、以前自社で生産した航空機の名前を
そのまま使用した他は、案外少ないような・・。
トライアンフ・スピットファイアとか、ブランド名にかつての天才航空技術者・航空機メーカーの名を借りた
メッサーシュミットあたりがすぐに思い浮かぶ程度。

戦車とか軍艦の名前を借りた車ってのも有っても良さそうな気がしますが、こちらは更に思いつかず。
前記メッサーシュミットやサンビームに“タイガー”ってのは有りましたが、戦車から借りたとは思えませんし。
やはり自動車の一番の魅力はなんと言ってもスピードでしょうから
自分よりも遅い物をアイドルとするのは無理があるのでしょうかね??


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