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3 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2008/11/05(水) 00:17:57 ID:gXY3l4h40
ばあちゃんが言った
「一番は一番いいけど一番大変だよ。二番目くらいがいいんじゃないかね。」
僕は聞いた。
「でも、二番は二番目に大変なんでしょ?」
ばあちゃんは言った。
「そうだね。でもね二番には一番になるって目標があるからね、頑張れるよ。」
そんなばあちゃんが病気で倒れたとき僕は、ばあちゃんに言った。
「ばあちゃん、僕、ばあちゃんのことが世界で一番好きだよ。早く元気になって!僕を独りにしないで!」
ばあちゃんは、一生懸命笑って言った。
「こればっかりは、やっぱり一番が一番嬉しいねぇ。」
ばあちゃん、覚えていますか?
その一番は、ばあちゃんがずっと持っていてください。
僕は一番になる目標を持った二番でいいんだ。
ばあちゃんが好きだった二番が大好きなんだ。