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自動車販売の店長が社員に暴行で調停成立
トヨタ自動車系列の販売会社「ネッツトヨタノヴェル三重」(三重県四日市市)の同県の店舗で、
男性店長(33)から繰り返し暴行を受けたとして、男性新入社員(23)が同社に対し、
500万円の損害賠償を求めた労働審判の審理が21日、津地裁であり、同社が賠償金を
支払うことで、調停が成立した。賠償額は非公表。
男性社員側の弁護士と同社によると、同社は「業務に関連して多数回にわたり暴行、傷害があった」と認め、
書面で謝罪したという。
社員は4月に入社、5月に同店に配属になった。社員側は8月に労働審判を申し立て、
店長の暴行は仕事ぶりへの不満などを理由に始まり、5月中旬から6月中旬まで計10日、
100回以上殴られ、約2週間のけがを負ったと主張。
同社側は、暴行の回数は社員の主張より少なく「店長の育てようとする意欲や努力を無視する
発言が社員の側にあったことが暴行のきっかけだった」と主張していた。(共同)
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