08/09/03 19:53:43 etNZnx7Y0
2008年09月03日
官僚の手中で踊る政治家
官庁や役所の不祥事が発覚する度に「なんで?」と思うのは、大臣の対応。
だって大臣って腰掛けみたいなもの。腰掛けた場所の不祥事などカントク出来るもんじゃない。
本来なら官庁や役所の責任者を更迭したり処分したりするべきだ。
なのに大臣が時としてナミダまで見せながら「私の責任です」。
これを「オトコらしい対応」と考えているなら、あまりにも幼い。
というか政治家の方が人間としちゃ純粋なのだろう。
戦いの際し、名乗りを上げ「掛かってこい!」と言ってるようなもの。
されどテキは遠くから拳銃やM16、ミニミ、時としてロケットランチャーで「ずどん!」なんだから。
「この国の終わり方」で紹介している通り、今後、ニッチもサッチもいかない事態が次々と
発生してくることだろう。
狡猾な官僚組織は、全て政治の責任に転嫁する作戦を取ってくるに違いない。
その度に政治家はアタマ下げ、責任取らされ、顔にドロ塗られてポイ。
こらもう首相だって同じ。
大きな問題になっている年金問題も老人医療の問題も赤字国債も、
官僚が作った設計図をそのまんま認めてきたからこうなった。
その都度その都度反対する良心的な政治家(与党にも)は居たけれど、
「甘い御菓子」を食べさせられた政治家と悪代官のたくらみによって流されてしまう。
新しい首相は、効果的な対応策を出せば足を引っ張られて沈没。
官僚の言いなりになったとしても、体制のホコロビが発覚する度に、
責任を取って辞めるというサイクルに突入した。
「首相という声も出てますが」とマイクを向けられ、嬉しそうな顔をする政治家は素直過ぎる。
とてつもなく悪いヤツが首相になったら面白いかも知れません。
posted by 親方 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | この国の終わり方 |