08/10/08 01:22:47 SK6VDzP70
わたし>>230ですが、231・232は書いてません(そういうネタ師じゃないですよw)。
ただ、逝ってるさんのカーデザイン・エンジニアリングに関わる思索のポイントが欧州の伝統に置かれていること、
そしてご自身の信じるところの美的感覚を重んじておられることは、理解しています。
それはそれでそれぞれのお考えであると思います。
ただこのスレに出入りする人には、アメリカ的プラグマチズムに共感を抱く向きもあるのではないか、とも考えます。
少なくとも、私はそうです。
くろがね四起は、日本内燃機(くろがね)の創業者にして名設計者たる蒔田鉄司さんの才能や意欲が、
日本陸軍の守旧性や凡庸さでスポイルされ、浪費されてしまった末の、妥協の産物と言うべきものでしょう。
趣味的には面白い存在ではありますし、当時の日本車の中ではコンセプト自体はまずまずまともな方だと思いますが、
日本全体の工業水準の低さや、アジアでの戦いにおける広い戦略的な意味合いという観点からすると
結局ジープのような価値を持ち得なかったのも事実ですし、
蒔田氏自身もおそらく、Vツイン搭載の腰高なミニ四駆車の出来には、満足していなかったんではないかと思われます。