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大阪市「赤バス」存廃 11年度末まで判断先送りに
大阪市は、廃止案を打ち出していた小型コミュニティーバス「赤バス」全27路線について、
存廃の最終判断を2011年度末まで先送りする方針を固めた。
今後、増収策や廃止した場合の代替手段について地域住民らと議論する場を設け、意見を集約する。
赤バス廃止には市議会が強く反発しており、来春に迫った統一地方選での争点化を避けたい意向の表れとみられる。
赤バスは25人乗りで、運賃は100円。市民の要望に基づいてルートを設定しているが、
1便あたりの平均乗客数は4人と低迷し、09年度は19億円の営業赤字が見込まれている
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