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「地域の足」リストラ、近畿圏で広がる バスやフェリー
近畿圏でバスやフェリーの路線廃止や運賃見直しの動きが広がってきた。
大阪市は市内を循環する「赤バス」の路線を削減する方針を決め、
2月に市議会に提示する。人口減や景気悪化で利用者が減り、
採算が厳しくなっているからだ。
高速道路料金の引き下げに打撃を受けている路線も多い。
「地域の足」のリストラが広がれば暮らしにも影響しそうだ。
「赤バス」は市民サービスの向上を目的に2002年に本格運行した。
小型バスに100円の均一運賃で乗れる。路線数は28、営業距離は
305キロメートルに上るが、「利用者は少なく赤字続き」(大阪市交通局)。
10年度末のバス車両の更新期と合わせ、路線の大幅削減か廃止に踏み切る。
民間のバス会社も厳しい状況は変わらない。
奈良交通(奈良市)は昨年12月、12年ぶりに乗り合いバスを値上げした。
利用者の落ち込みに歯止めがかからないためだ。