09/11/16 23:23:32 IPyiomRk
>>268
現在は、一昔前に比べると新規参入は容易ですけど、それでも路線バスを新設するには手間とコストが掛かります。
新規路線が認可制から事前届出制に変わったため、新規路線が容易に設置できるようになったのは確かだが、
バス停の設置や移動については一度権利を返上してしまうと改めて必要になった時に
再び権利を取得してバス停を設置するには近隣住民の了解も得なくてはならないし、
警察や地方自治体とかと調整して「道路占用許可証」の入手も必要になる。
こうなれば結構なコストがかかってしまうと言うことだ。
どういうことかといえば・・・。公道(上空・地下も含む)はみんなが利用する公共の施設だから。
法的根拠は道路交通法と道路運送法。電柱・郵便ポスト、水道管、ガス管なども占用許可を受けて設置されています。
特にバス停の設置に関しては道路管理者、近隣住民、近隣地権者、警察などの同意も必要が事が多いんです。
特に近隣住民の場合はバス停の目の前の家から「覗かれる、ゴミが散らかる」などで同意を得られないのが大多数です。
要するに「バス路線が必要なのはわかるが、俺の家の目の前にバス停が出来るのはイヤだ!!」という奴が多いということ。
だから、「免許維持路線」などという本数が極端に少ない路線が存在する。