09/09/08 12:37:14 iN8AY0yu
ポスト「赤バス」に乗合タクシー? 交通局長「代替できる部分、十分ある」
先ごろ全面廃止が発表された地域密着型の小型コミュニティーバス(通称・赤バス)の
現状と不採算になった原因、代替手段の見通しなどについて語った。
7年前に1台2000万円の費用を投じてバス・オムニノーバ・マルチライダー
(スウェーデン製)を導入、100円均一料金でスタート~(略)路線外の地域からの要望を
容れる格好で延伸が続いた。結果として、当初想定した待ち時間(ほぼ15分、最大でも20分)が
長くなり、路線拡大に伴い乗車時間も倍近くなるなど、「身近で便利」な利点が生かされず、
想定していなかった駅への乗り入れが始まるに至って大型バスと競合する事態に陥ってしまった。
(略)
こうしたことから同交通局では、「赤バスサービス」の廃止を決定、改めて地域のニーズに
対応した移動手段(コミュニティー輸送サービス)のあり方を検討していくことになった。
(略)
局長は、「市交通局では地下鉄とバスは運行しているが、乗合タクシーはできない。
しかし計画調整局は大阪市全体の道路や移動手段などを総合的に考えるセクションで、
京阪中之島線や阪神なんば線などは同局の管轄。乗合タクシーとなると、同局と相談して
検討することになる。大正区の『IKEA』、鶴見区の『イオン・ダイヤモンドシティ』など
商業施設の送迎バスに100円でも200円でも払って乗せてもらうのも代替交通になる」
関係部局をあげて検討を進めるとの見通しを示した。
乗合タクシー等で代替というタクシー業界からのアプローチは、現段階ではないとのことだが、
同局長は「乗合タクシーやジャンボタクシーで代替できる部分は十分ある」と述べた。