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青森県八戸市の八戸臨海鉄道の踏切で貨物列車と路線バスが衝突し、バスに乗っていた女性６人が重軽傷を負いました。
３０日午前１０時半ごろ、八戸市河原木の貨物輸送を行う八戸臨海鉄道の踏切で、１０両編成の貨物列車と八戸市営バスの路線バスが衝突しました。
この事故で路線バスの乗客の女性６人全員がけがをし、このうち２人が重傷、４人が軽いけがをして病院で手当てを受けています。
事故のあった踏切では、路線バスの左側面に貨物列車の先頭の機関車がめり込んだ状態でぶつかり、バスの車内では座席などが壊れ、部品が散乱していました。
現場は八戸港に面した工業地帯の一角にある遮断機がない踏切で、警察は、警報が鳴っていたのに路線バスが踏切に入ったとして、
バスを運転していた 橋場亨容疑者（４６）を自動車運転過失傷害の疑いで逮捕しました。
バスを運行する八戸市では奈良岡修一副市長が記者会見を行い、「重大な事故を起こし、けがをした皆さんに深くおわびします」と陳謝したうえで、
「再発防止に向け乗務員の指導を行い、信頼回復に一丸となって取り組みます」と述べました。
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