09/11/20 21:42:44 jfL9UbLZ
俺は交差点を右折する時、右折レーンの最後尾で4輪がすぐ横を猛スピードで通過されるのが嫌で
いつも交差点では右折待ち車列の一番前で待つクセがあった。
その日も何気なく右折待ちの車列を左から追い越して一番前で右折のための信号待ちし、右折した途端、
ついに来るべき瞬間は起こった。
白バイがサイレンを鳴らしながらこちらを追跡してきた。「そこのバイク、止まりなさい!」
俺は逃げる気は毛頭なかったので大人しく路肩にバイクを停めた。
頭の先からつま先まで完全武装の白バイ警官のいでたちとは裏腹にまるでセールスマンみたいな口調で白バイ警官は一通りお決まりのトークを喋った後、
目的の反則切符を切った。紙には俺様のために6千円フリコメと書いてあった(ような気がする)。
そして、お時間お取りましたと。またのご利用をお待ちしておりますと言ったか言わないか、それほど嫌味なほど低姿勢でお見送り。
そりゃそうだ。やつにしてみれば俺は大事な客だからな。
ああ、非常にむなくそ悪い一日だった。