09/09/01 08:13:20 mtPfw8Gt
バイク創生期においてチェーンのメンテナンスは全てオイルであった。
それからバイクの性能がどんどん向上していき
それに連れて車速も上がりチェーンの回転速度も増していき
メンテナンスに使用していたオイルは飛び散り効果を失っていった。
それとともに
長距離と速度に耐えられるようにグリスが使われ
より高速度と減摩擦力のルブが生まれレースシーンでも耐えられるようになって行ったのだが
その長距離と耐久性に有利な難剥離性が日常生活に使用される際の汚れやゴミを
取り込んでいくと言う事態になっていった。
そして時代は今ふたたびオイルに脚光が当たっている。
潤滑と共にチェーン自体の清掃もかねるエンジンオイル塗布
純粋な潤滑力にすぐれるチェーンオイル
しかし
長距離や高速度に弱く
元々風雨に晒される環境で使われる想定ではないオイルが主なので
雨天後のメンテナンスには気を配っておく必要がある。
高速道路を使うようなリッターツアラーには
エンジンオイルメンテは向かない事も理解して置いて欲しい。