09/03/10 22:13:18 QpQAE7MM
>>938
メーカーが意図した断面形状は新品の時だけ。
それ以降は使い方によってどんどん設計からズレていく。
ラジアルは基本フルバンクで一番オイシイ造りにするから、
普通の街乗りとかツーリングだと、だんだん寝にくく、
最後には途中まで重く、最後にいきなりバタン、な特性に成り下がる。
最近はかなり過渡特性のためにベルト構造とか工夫されてきたが、
やっぱり限界性能と街乗り性能はトレードオフになってしまう。
現時点で全メーカー共通の回答は、コンパウンドで変化球。
真ん中のゴムは減りにくく、淵ッコは柔らかく。
小学生でも思いつきそうだが、結局こうなる。
エンジンだって低回転と高回転を両立するためには
最終的に可変バルブタイミング、可変バルブリフトになった。
切り替わりに違和感があっても、他にやりようがない。
街乗りでもサーキットでも均一に減る夢のタイヤは
現れないものかねぇ…