08/11/24 11:20:15 XgZmTWNJ
●1987年12月1日
狭角Vツインエンジン特有の乗り味が楽しめる
個性派ロードスポーツバイク「ホンダ・ブロス」2機種を発売
・・低・中速域での鼓動感が楽しめると同時に、高速域での軽快で伸びのある
出力特性を両立させるため、シリンダーを狭角(52度)にレイアウトした新設計の
水冷・Vツインエンジンを採用。
●1990年6月21日
鼓動感あふれる走り味の個性派ロードスポーツバイク
「ホンダ ブロス」の運動性能を向上させるとともに
カラーリングを変更し発売
・・低・中速域での鼓動感が楽しめると同時に、高速域での軽快で伸びのある出力特性を
両立させるため、シリンダーを狭角(52度)にレイアウトした水冷・V型2気筒エンジンを搭載。
今回新たにアクセル開度とエンジン回転数を検知し、最適の点火時期を設定・供給できる
マップコントロール方式のPGMイグニションシステムを採用。全域に渡って燃焼効率が向上し、
各アクセル開度における最適の出力が得られるとともに、微妙なアクセル操作に対しても
俊敏な応答性を発揮している。
今更ながら気づいたが、この狭角Vをブロスに搭載してから、
ホンダ自身は製品ニュースに「位相クランク」の文字は出していない。
むしろハーレーのような同軸狭角V独特の鼓動感があるかのように思わせる文面だ。
実際は位相クランクによって、振動を消しているのだが、それは正しく伝わらなかった。
「位相」と「狭角」という2つのキーワードは関連付けられることなく、
単語そのものが独り歩きし、いつの時代も間違いだらけの評論家インプレッションによって、
間違って解釈され、広められてしまったという事なのかもしれない。