08/08/01 03:26:41 z4IQqfTV
MF10で夜の山道を走った時だった。夜の山道は夏でもひんやりとして
風が涼しく気持ちがよかったがしばらく走ってるといつの間にか
モヤが出て視界が悪くなっていた。その時だったいきなり目の前に
白い服を着た女が立っていた。俺はダメだぶつかる!と思い急ブレーキをかけた。
バイクは止まった。しかし女はどこにもいなかった、確実にぶつかると思ったが衝撃すら
なかった。バイクを降り前に出て愕然とした!そこはガードーレールが事故で無くなった
断崖絶壁のカーブだった!俺はあの女がここで事故で亡くなって俺に知らせてくれたんだと
思い手を合わせて女の冥福を祈った。
俺は再びバイクを走らせ家に帰ることにした。女の霊はあそこで2度と事故を起こさないように
警告してくれるんだろうと思った時、後ろから微かな声が聞こえた振り返るとあの女が後ろに座っていた
何かを伝えたいみたいでバイクを止め耳を傾けると「お・・お・・・落ち・れば・・よかった・・・のに~」
俺は「ウギャー」と叫びながらバイクで走り逃げた。俺は2度とその道は走らないことにした。