10/05/07 09:29:51 GYhoXIVF0
>>608
リチウムイオン電池のエネルギー密度が現状の2倍程度まで増えるのは別に日産に限った話ではなく、
官庁の作った行程表にも2020年までに実現と載ってた想定範囲内の事象だ。
ただそれ以上となると従来技術の延長線上では難しく、新たなブレイクスルー技術、
まったく新しい原理の二次電池が必要になる。電気自動車がガソリン車に取って代わるには現状の
4倍以上のエネルギー密度が必要。2倍程度ではどの道、ニッチな製品の域を出る事は出来ない。
だからトヨタは従来のリチウムイオン電池型の電気自動車開発には興味がない。
しかし容量を4倍以上に伸ばせる可能性のあるリチウム空気電池など革新的バッテリーについては巨費を
投じて研究開発を進めている。ここが一般に普及する見込みのない従来型バッテリー電気自動車に
しゃかりきになっている先見性のない日産と、ハイブリッドで市場を席巻し、その次、将来をも見据えた
行動をとるトヨタ、1流企業と2流企業の差だろう。