10/03/14 14:00:10 AAvFaggz0
>>799
ホンダの山下雅也常務(購買本部長)は
「日本人にしかできないと殻に閉じこもっていると敗者になる心配がある」と話し海外部品の調達を積極的に進める。
「シビック」「アコード」「CR―V」「フィット」の4車種で世界生産の7割をカバーする事業効率の高さに強みがあるが
必然、優れた技術であっても米国でも中国でもタイでもブラジルでも造れる技術でなければ採用できない。
「最先端技術を持ち込むと採用された昔に比べ最近のホンダは保守的になったと言われるが、
日本でしかできない特殊技術による部品を供給するようではせっかくの事業効率が損なわれる」と山下常務は語る。
ホンダは世界的に見てコストが安いメーカーから集中購買する「グローバル調達」に変化させて
グローバルな供給力を持つ3社グループ程度の部品メーカーから集中購買する。
つまり国ごとの「個別最適」から世界での「全体最適」に舵を切った
世界的に集約される部品の調達先はインドや中国の現地メーカーが中心。
すでに現行型フィットは海外製の部品を非常に多く採用することを前提に設計されており
具体的には韓国製の高張力鋼、中国製ダンパー、タイ製のメーター等々を採用している。
中国製やタイ製の部品の割合を先代フィットに比べて大幅に増やすことによって製品価格上昇を抑えている。
上とは直接関係無いけど、確かに報道じゃトヨタ・ホンダ・スズキ・マツダ・三菱各社も
タイで小型の新型車を生産予定で、日本への逆輸入の可能性はかなり高いらしいね。