09/06/23 19:07:44 4lZWSZvA0
クルマの重量配分というものは、皆さん止まっている車を想像して考えてるが、
あれは間違いだ。
クルマは止まっている状態が問題となるわけじゃないでしょう?ってこと。
スバル車はエンジンを若干フロントオーバーハングに搭載することで、
前輪にしっかり荷重を掛けているから、加速時に後方に荷重が移っても
しっかり全輪で加速することができる。
重量物が前にあるからブレーキングも極めて安定している。
RRとかだとリアが流れたら強烈なケツ振りを起こしてブレークしてしまうんだが
スバルはそんなことは一切生じない。
しかもスバル車はクルマの構成部品で最も重いエンジンとミッションが極めて低重心なので
クルマ自体が持つ重量が車体をロールさせたりピッチングさせたりする方向には
働かずに、タイヤを路面に押し付ける方向に働くのだ。
荷重が絶妙で車重が1500㎏程度。これはF1が時速300kmで走っているときの
ダウンフォースと同じ。どんな状況でも極めて安定している。
さすがレガシィは平均速度270km世界最速ワゴン記録を持つ車だと感心するよ。
スバルの設計思想は想像以上にものすごいよ。