08/09/16 19:41:54 G1NLjtGs0
トヨタが犯した一番の罪
クーペが、今の日本において下火であることは、既知のことと思う。
しかし、それを必要としているユーザは、少ないながらも確実に存在するのである。
そういった少数ユーザの期待に応える製品をラインナップすること。それは、上位メーカにとっては当然の義務である。
私は、そう考える。
そこで今のトヨタを見てみよう。
日本市場におけるクーペのラインナップは、なんと「ゼロ」。
純利益1兆円を計上しておきながら、この体たらくである。
もしかしたら、この体たらくだからこその純利益1兆円なのかもしれない。いや、そうに違いない。
トヨタの罪はこれだけにとどまらない。
トヨタは圧倒的な販売力を武器に、ニッサンやホンダの人気車種を模倣し、ユーザーを奪ってきた。
ホンダ・ストリーム、日産・エルグランドは、その代表例である。
トヨタのこの「パクり攻撃」により、ニッサン・ホンダは度々「金のなる木」を枯らされてきた。
それはつまり、他車種の開発に回す資金も同時に奪った、と言える。
「日本のクーペの芽」を、すべてトヨタが食いつぶしたのだ。
その結果、「手頃なクーペ」は日本から消滅した。
世界一のメーカでありながら、母国でクーペをラインナップしていない―
筆頭として挙げられる、トヨタの罪である。