08/07/06 18:56:40 TEa1+FJY
札幌地区高校Aの個人的展望その1
1 国際情報・・・Ⅰ 喜歌劇「こうもり」セレクション (J.シュトラウスⅡ)
昨年に続き、オペレッタの選曲。ノリで勝負の作品であるが、コンクールという場では諸刃の剣である。
自由で楽しい雰囲気を整った形で表現することができるか!?
2 月寒・・・・・Ⅳ 春の猟犬(A.リード)
高校生らしい爽やかな演奏を聴かせてくれる月寒。明快な曲だけに、冒頭の第一テーマの出来にかかってしまう。
もともと明るいサウンドを持つバンドだけに、ハーモニーとリズムに精度を求めたい。
3 札幌大谷・・・Ⅱ 風紋(原典版)(保科洋)
意表をつく選曲。課題曲のあとに演奏する風紋がどんな印象になるのか、とても興味がある。
4 北広島・・・・Ⅳ バレエ音楽「ライモンダ」より(A.グラズノフ)
高文連での全道出場を獲得し、勢いのある演奏を期待したい。昨年を聴く限りでは、
曲を整理し切れていなかった印象があるが、描写力、表現力のきっちりした演奏を目指してほしい。
5 千歳・・・・・Ⅰ 歌劇「トスカ」より「テ・デウム」(G.プッチーニ)
サウンドを鳴らすことでは定評があるのではないだろうか。しかし例年そのハーモニーとフレーズの受け継ぎに
不自然さを感じてしまう。丁寧な処理を望む。