07/11/20 08:02:36 q+Ff5UcB
「全管楽器・半管楽器」というのは金管楽器の用語でした
>>211で記されたように説明されていたが「原理上では管径がある値より細くなると(値は管長に依存する)」とあり理論的に見えるのがクセもので「ある値」の数値は示されなかった
当時はトランペット、トロンボーン、ホルン、及びチューバのほとんどまで、すべて半管楽器とされた
例外はボムバルドン系のチューバ(ウィンナチューバに継承)で唯一の全管楽器とされた
しかし全管楽器とされたチューバが半管楽器とされたチューバより太かったからペダルトーンが出だのではない
当時に全管楽器とされたチューバでペダルトーンの鳴らる奏者が、半管楽器とされたチューバを吹けばペダルトーンはごく普通に鳴っただろうし、半管楽器とされたチューバを現在の奏者が吹いてもペダルトーンは鳴る
つまり「全管楽器・半管楽器」というのは理論ではなく思い込みレベルだったといえる
必要に迫られかつ演奏技法(ペダルが鳴って当たり前)として継承していたボムバルドン系のチューバ吹きたちだけが19世紀後半から既にペダルトーンを鳴らしていた