07/10/03 00:23:52 ipuqgWgz
青森まで聴きに行けなかったので、後で録音で聴かせてもらいました。
３強の自由曲にピッコロの重要なソロがあって面白かったです。
ちょっと辛口ですが偉そうに個人的感想です。
大曲
課 木管がまとまりに欠けているが、サウンドが立体的で表現も多彩。
自 打楽器が地味に聴こえるけど、だんだんこのくらいが適量なのかなと思えてきた。
何気にシンバルの音色が心地よかった。
まだまだ大曲らしいエグ味を出し切れていないと思うが、さらに精度を上げて
音楽が噛み合っていくのだろうと進化を確信。
全体的にラッパの音が短くて跳ね上げていて「おっぱっぴー交響曲」という印象。
秋田
課 主旋律の音程が不安定でいつもの秋田らしくない感じ。地味で普通すぎる。
自 課にも言えるが全体的にサウンドが暗い。
強奏部分は攻撃的すぎて、弱奏部分の表現は平坦で、途中から飽きてしまった。
三善作品というより天野作品を聴いている印象。
相変わらず良いとこ取りの継ぎ接ぎアレンジだから？
付け足したようなエンディングは効果的だったと思う。
難しいことをサラッとやってのける技術はすごい。
名取
課 とにかく輝かしいサウンドで驚いた。名取のマーチも捨てたもんじゃない。
自 終始ハデに聴こえるよう意識した演奏。風通しのよい部分も欲しい。
相変わらずシロフォンの音が耳に痛い。木管も金管も高音になると音色が乏しい。
ホルンは上手いが、出るばかりじゃなく中庸な部分も欲しい。
これだけ輝かしいサウンドを持つバンドならば、ハデな曲で押すよりも、
三善・矢代作品のような渋い選曲でどう仕上がるか聴いてみたい。