06/12/30 02:05:48 uYSte7jL
家族という灯火・・・ 傑作(0) 2006/12/20(水) 午後 9:41 | 無題 | 家族
僕が、家庭というものから離れて もう長い時が経つような気がする。
最初は、すぐに再婚すれば・・・なんて思っていたのだが
なかなか上手くはいかないもので・・・
諸事情があり、未だに暗い部屋に帰宅している。
最近、仕事が忙しくて なかなか時間が思うようにとれないので
余計にそう感じるのかもしれないが、家庭という灯火が恋しくなる。
別に、難しい事を要求しているのではなくて
ごく あたりまえの どこにでもある暮らしを望んでいるだけなのだが・・・
死語となりつつある「ステップ・ファミリー」という言葉も
考えてみれば、その通りかもしれない。
生活を 巻き戻そうとすると様々な障害があるのだと感じる。
通常の家庭ならば、疲れて僕が帰宅して 例え子供たちが寝ていたとしても
きっと、僕を出迎えてくれる妻がいる。
その微笑だけで、僕の疲れも幾分とれて 和やかな雰囲気になるだろう。
ただ、それを望んでいるだけなのだ。
だが、今は 常に 帰宅が夜遅くなり朝早くに出て行く為
家庭を持たない僕は、家庭を持つための準備に要する時間を持てないでいる。
心と体を通わせている時間などないに等しいのだ・・・。
もしも、僕に家庭があったならば そんな事を感じる事はないだろうに・・・
疲れた体を 闇の中に投じて 心身共に 深い闇の中に横たわっている自分がいる・・・
この闇を抜け出す力が 今の僕にはあるのだろうか・・・
救いを求める もう一人の僕がいる・・・
誰か・・・手を差し伸べて・・・