06/09/02 09:03:08 cePRXaYD
電話・・・
僕が 生保会社のスカウトを蹴ってから しばらく経ったある日
携帯電話に、見知らぬ番号の着信があった。
誰なんだろう・・・?
僕は、おそるおそる電話に出てみた。
すると、「○△×生命の ○○です。」と 言うではないか・・・。
断ったはずなのに・・・・
「あの、前の件ならお断りしたはずですが・・・」
という僕に、「はい 別に入社してほしいとは 今は思いませんが・・・
私どもの会社の事や 本当の保険とはどういうものなのかを
わかっていただけるだけでも、あなたの得になるかなと思いまして・・・」
と なにやら 勧誘方針を変えたのか ま話くらいは 聞いてもいいか
と、その電話の主の 二者択一的な日程のアポに返事をしたのだった。
そして、約束の当日 応接に通された僕にマネージャーは語り始めた。
保険の使命感 日本の保険文化 本当の保険はこうだという事。
本当にコンサルティングしなければならない事。
そして、悲しい子供達がいるのは 我々生保業界の怠慢なんだと
感じている事など・・・
僕は、マネージャーの数々の言葉に涙したのだった。
そうだ・・・僕は 人の役にたった そのお金で あの少女達を救おう・・・。
そのために、僕は この会社で正しい生保を販売して
みんなに喜んでもらおう。
それから、僕は 機械屋を休業し 生命保険業界に飛び込んだのでした。
こうして、保険屋人生は 始まったのでした。