08/04/21 18:30:16 vJ/aT6bR0
>>174
個人的には小室の楽曲より五十嵐の楽曲の方がぶっちぎりで好みだけど（特に90年代以降の小室は好きではない）、
1986年の渡辺美里のMy Revolutionから1990年代末（くらいか？）にglobeが失速するあたりまで、
つまり変化してゆく音楽シーンの中にあって約15年はコンスタントにヒット曲を出し続けた小室と
アルバム３枚で息切れしてしまった五十嵐とを好き嫌いを置いてなるべく客観的に（無理だけど）
比べるべく努めるならば、現時点では残念ながら小室の方が才能は上だったと思う。
小室は時代に乗っただけ、というけど、
当時の洋楽の流行をJ-Popの土壌に持ち込んで音楽シーンを切り開こうとした小室と
そのシーンの動向を見据えつつ破綻なく端正なヒット曲を連発した五十嵐、
90年代半ばの音楽シーンを小室が作り、その流れの中で頭角を現したのが五十嵐率いるELTだったように思う。
五十嵐が礎を築いたELTがいまも健在（五十嵐はいないが）なのに対して
小室は全盛期と現在の落差があまりにも激しいが故に低く見られがちなのかもしれないが。
なんにせよ五十嵐には今度は息長く佳曲を作り続けてほしい。