J-popは「もってけ!セーラーふく」に敗れたのか?at MUSICJ
J-popは「もってけ!セーラーふく」に敗れたのか? - 暇つぶし2ch53:名無しのエリー
07/07/01 17:06:43 VMxGIQVa0
>>51
2 :参考:2007/06/27(水) 21:05:40 ID:9dzfMECg
・従来の日本のラップは印欧語族的(というよりつまり英語的)構造を
そのまま輸入したものだった。
それは強勢アクセントを模倣したリズム、脚韻中心の詩学理論、機能和声(コード)の厳格な縛りであり、
高低アクセント、モーラ拍のリズムによる詩(短歌・俳句)、モノフォニー的詠歌の日本語とは本来相容れない。
・そして日本のポップスは、西洋的な歌唱法を模倣したものだった。
(オペラ的、ロック的な「伸びやかな」発声)
これも日本語の唄とは相容れない。
・もってけ! セーラーふく は、
冒頭のラップにおいてコードはF7に固定だが、メロディラインは日本語の高低アクセントに委ねられている。
そして、これが重要だが、英語的な強勢アクセントを人工的につけてはいない。
・サビは一転してコード進行による和音が支配していると思いきや、
メロディラインは日本語の高低アクセントにほぼ合わせてある。(若干ズレてるところもあるが)
ここで高低アクセントと合っているため、先述した「西洋的な歌声」を
無理に出す必要がないため、ラップと同じ語るような歌声でサビを歌えるようにしているわけだ。
・さらに、ラップとサビが日本語の構造と合っているため、
中間部分のアドリブの「語り」が、何の違和感もなくハマっている。
『コード固定のラップ』『アドリブの語り』『機能和声のサビ』
という三者が音楽的に統一されているところも革新的な部分。
このまったく異なる領域の言語構造的統一が、
曲の元ネタのオレンジレンジのdance2と異なる部分。
URLリンク(www.youtube.com)
dance2もラップ・語り・サビがあるが、3つは木に竹を接いだように不自然に聴こえる。
もちろんオレンジレンジは従来の西洋コピー型ラップの域も出てはいない。


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