06/01/07 09:50:02
「春の残像」
A.
春に去ったはずの雨が また僕を濡らしていく
寂しさと虚しさが 混ざって消えてった
いつか君と買った飴は もう腐りかけている
寂しさも虚しさも 錆び付き消えてった
B.
意味も分からないまま
進む道の途中で
急かす時は無視して
渡ってく直線の道
(サビ*1)
*君がいない道の上は どこか冷たい気がする
悲しみなんてもう 捨て去ったつもりだったのに
*君がいない道の上を いつまでも歩いてく
悲しみなんてもう 捨て去った事にしておいて
近付いた夏の匂い 遠ざかる君の影
消えかかる僕の音 続いてく僕の道
END