08/01/20 17:46:03
ということは、尾崎豊ではなくて見城徹こそ先進性があったということになるわけだ
しかしそれもあやしい
見城徹のやり方は、むしろ角川書店の伝統的なやり方
角川源義が金田一シリーズの小説と映画でメディアミックスで当てて
角川春樹が薬師丸ひろ子など角川三姉妹という自社プロデュースのアイドルを育てて
映画と原作小説と歌手をいうメディアミックスで成功させたり、
大藪春彦の原作と松田優作の主演で当てたりした
現在も角川はガンダムやエヴァンゲリオンまで取り込んで凄まじいメディアミックスを展開してる
見城は角川春樹の右腕で、こういうやり方をすぐ傍で見ていたわけだ
だから自分が月刊カドカワ編集長時代に、坂本龍一や松任谷由美など有名人に文章を書かせた
尾崎に文章を書かせたのは、これらの手法をそのまま踏襲したもの
メディアミックス手法のコンテンツの一つ
ちなみに尾崎の二番煎じだった不破純は、見城が仕込んで尾崎の歌の世界観丸出しの小説を上梓したが、
彼自身歌手でもなくそれほどハンサムでもなかったため、あっさり消えた
見城が不破純に付けた「文学界の尾崎豊」というキャッチフレーズが見城や角川の商法をはっきりと示している