04/09/09 01:07
私は尾崎豊と同じ中学校(練馬東中)の卒業生。
学年は1つ下でしたが、実在の彼を知る一人です。
当時学校は荒れていて、「15の夜」や「卒業」は実際にあった事件でした。
彼は生徒会に立候補する時に「なぜ日本の学生は制服に縛られる!」
「制服があるから反発が起きる…」のような発言をし、副会長になりました。
いつも暗くなるまで生徒会室に居て、大学ノートにビッシリと歌詞を
書き綴っていました。
(当時の私では理解出来ない内容でしたが…)
いつも首から鍵をぶら下げていて「家に帰っても誰も居ないから」と
一人学校に居残っていました。
夕方までは校庭でサッカーや長馬をし、バレンタインには紙袋2つの
チョコを貰う程のアイドル的存在でした…
そんな彼の寂しさを知る人は少なかったと思います。
授業中に他中学からバイクで襲撃されたり、学校の職員室の窓ガラスが
全部割られていたり、集団での家出事件も実在する事実でした。
卒業式にはパトカー数台と、私服の警官が大勢来ていました。
彼は大学ノートを片手に「必ずシンガーソングライターになる!」
と断言していました。
彼を偉大にしたのも彼の寂しさで、彼の死を早めたのも彼の寂しさから
だと思っております。
誹謗中傷、人それぞれの受け止め方はありますが、
誰にも一時期彼のような感情を抱いたことがあるから賛同する人が
居るのではないのでしょうか?