08/06/21 14:24:46 HrkzXaGO
>>482
上半身を動かしてしまうと、どうしても喉は痛みます。
本来人は、横隔膜より上を胸の筋肉で狭める事により横隔膜を下げています。
この場合どうしても声を出す時に上半身を圧迫してしまうので、喉が上がります。
横隔膜を下げる力の反動を喉に受けてしまうので、その分ダメージを受けます。
しかし腹式は、胸を全く使わない訳ではないのですが、横隔膜より下を広げる
ことにより、横隔膜を下げています。
そうすると、上半身は非常にナチュラルな状態を保てる上に、圧力の関係で喉も
勝手に下に引っ張られます。
歌っている時は、臍の辺りから勝手に空気が吹き上がってくるような感覚であり、
上半身は音の形を作る事のみに集中する事ができます。
正しい腹式で歌えば喉が痛くなる事は余りありませんが、長時間歌うと水分が
飛んでしまうため、お風呂上りに肌がペタペタとくっつくように、声帯がペタっと
くっついてしまう為、特定の発音を行おうとした時に、音が発せられない場合が
あります。
ミックスは、そのナチュラルな状態の体を筋肉の動きで作り出す歌唱法なので、
多少喉が痛む事は避けられないと思います。
しかし、その上半身の使い方が、しゃくり等の独特の味を作り出す事にも貢献
しているので、(声を出す瞬間圧力で喉が上がる為。腹式でもできなくはない。)
ポップスの歌い方としては、間違っていはいません。