08/05/13 11:43:36 wuvjK1U9O
そんな宅間でも何度も結婚してるんだよなぁ…
で、自分の子を妊娠したのに堕胎した元妻に恨みを抱き、困らせてやろうというのが犯行の動機の一つだとか。
その元妻の殺傷に直接向かわないところが倒錯だが。
そして、幼い時から実父に「お前など生まれて来なければ良かった」と言われ続けていた宅間が、
自分の子を堕胎した元妻にこそ恨みを抱いた(他の元妻ではなく)というのは示唆的だ。
しかし普通はそれだけでは凶行には走らない。
宅間は職に就いたり結婚したり、表の社会に溶け込もうとしていた人間だった。
しかしその暴力的性格が全てを台無しにした。
おそらく、脳に先天的な欠陥があったんだろう。
確かに殺した人数は多いし、その凶行をかばう気も義理もないが、
宅間からは、マンガ「無頼伝 涯」にある"フェアーな悪党"という言葉を少しだけ思い出す。
北九州で家族同士で殺し合わせ、死体を解体させた某、
女子高生コンクリ殺人の某、愛犬家殺人で死体をミキサーにかけた某、
今回の京都の事件のような徹底的暴力+殺人のコンボの犯人、
あるいは数多の暴力+強姦+殺人事件の犯人(少し報道され、すぐ忘れ去られる)、
そして、殺人までは行かずとも、何人もの女を拉致強姦し、シャブ漬けにしてソープに沈めるヤクザ(いるのか?)…
宅間の特徴は被害者の多さだけ。
もっと醜悪な、もっと凶悪な悪意の塊どもが存在する。