06/10/25 22:03:00 IaIUqaNk
いやいや、お前は分かっていない(笑)。
リゲティとペンデレツキの書法を比較して、ペンデレツキが大雑把という
指摘は分かるが、なんでよりによってクセナキスの方が精緻と思うんだ。
お前は、ケージの楽譜を見て、精緻だと思うのか。作曲の理念や理論、
思いつき、そういったものと、「書法」を同じに捉えていないか?
西洋音楽の楽譜の美しさというのは、基本的にはバッハの書法の美しさと
感覚を同じくする。バッハの書法の美しさが感覚的に理解出来なければ、
以下の話も分かる筈はないので、読み飛ばしても良いし、楽譜を見てから
読むのも良い。
実際の音響効果は別(これは重要)として、クセナキスの記譜の方法は
単純で洗練とは程遠い。
例えば、同時代のブーレーズやシュトックハウゼンの楽譜を見ろ。
あれこそが「精緻」というものだ。