現代音楽としての「坂本龍一」at CONTEMPORARY
現代音楽としての「坂本龍一」 - 暇つぶし2ch310:7分74秒
06/01/22 22:59:54 FvB0f66x
>>305
85年の「未来派野郎」から86年の「ネオジオ」まで、確か一年半くらい待たされて、ようやく
できた音楽がスカスカだった。シングルカットできるような曲は一曲もなく、このアルバムで離れた
ファンも多かった、というか、ほとんどだったんじゃないかなぁ。
で、そのスカスカのアルバムを引っさげて、当時のキーボード雑誌に「日本の音楽産業・それに従事
している連中はどいつもこいつもクソだ」と息巻いていた。「アメリカ移住宣言」であるのはいい
けれど、内容がかなり執拗で、読むに耐えない感じだった。今まで関わってきた人間を全否定
する感じで。しかもアルバムの出来が終わっていたから、ますます「この人は大丈夫だろうか」と
感じたし、「アメリカで消息不明になるのがオチだろ」とも思った。
アメリカでは一切個性を認められない「二軍」扱いでスタートし、「まずは売れる音楽を作れ」と
しか言われなかったそうな。現地のマスメディア露出もゼロ。それでクビを切られることを繰り
返すうちに(実際はもっとスマートな契約内容になってるんだろうけれど)、ふたたびバルセロナ
五輪なんかのネームバリュー作戦で息を吹き返すようになり(それは結局彼が見捨てたはずの
日本の広告屋たちの支援でしょう)、そこから彼らの言いなりになることによって・反戦平和の
常套的政治活動が「安心して食える」ことを体得した。そのあたりの思想強化・人脈なんかは
興味ないので知りません。でまぁ結果的に、反アメリカ反ユダヤビジネス社会、というスタイルを選択
して自ら葬っちゃったようなもんですね。「非戦」なんて書物書いた時点で干されるのは確実・・・
というか、その前からとっくに干されていた、と。だからあんな書物も書くことができた。
アンチアメリカなら80年代にボロクソに叩いていたブラジル音楽だろうが、なんだっていいんでしょう。


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