08/08/05 15:13:10 W51x6ovI
音楽を習ったことなんてないけど、何故か幼児の頃から絶対音感を持ってる。
(当時聴いた曲は今でも正確な音程で記憶しており、頭の中でいつでも再生可能)
小学生の頃音楽の授業である曲のパターンAとパターンBを聴かされ、
その感想を紙に書かされたことがあり自分は「AとBは音程が違う」と書いた。
すると音楽教師はピアノの音当てテストを始め、全問正解してやったら驚いていた。
音楽教師はこれは限られた人しか持たない能力だと言ったのだが、到底理解できなかった。
聴いた音が音階で聴こえるなんて、当たり前の事だと思っていたから。
前置きはこの辺にしておいて、本題。
絶対音感がある以上、音は絶対音でなければ気持ち悪く感じる。ドをシと思うことはできない。
移調もできないわけだから、これは音楽をやる上では重大な欠陥ではあると思う。
キーを変えるなんて、基本的にはできない。だけど、自分の場合は絶対音の他に
「調性の持つ響き」を強く意識するところがある。つまり、例え原曲キーであっても
その響きが自分好みでなければ移調したい、自分好みのキーに変えたいと思うわけ。
正しく言えば、移調ができないのではなくしたくないのである。やろうと思えばできるが、
例外(自分の好みに合わない等)を除いてはしたくないということ。分かりにくいかな…。
まぁ、ここら辺はよく言われる「絶対音感の弊害」なんだと思うけど。
で、個人的に絶対音感があって良かったと思う事を挙げたい。
それは耳に入る音が音階で認識できるという事ではなく、調性の違いを感じられる事。
これはもう、音楽を聴く上では欠かせない。調性の響きも、曲の味の一つだと思っている。
曲というものは、調性があってこそ成り立つものだと思う。理解できないかな。
まぁ、絶対音感は普通に音楽を聴く上では非常に役に立ち、そして楽しめる能力。
だが音楽やる上では、邪魔以外の何物でもないのだろうけど・・・。