06/12/29 15:17:59 zOCwEr7C
今日、家の近くの粗大ゴミ置き場でストラトを拾った。
家に持って帰って虐待するためだ。
手始めに弦を切り刻む。ニッパーで無情にも6本とも切って捨てる。
次に柔らかい布に「ポリッシュ」と書いてある劇薬を塗ってそれでボディ全体をゴシゴシといたぶる。
いたぶったおかげでだいぶ表面がツヤツヤしてきた。さぞかしヒリヒリするだろう。
さらにフレットも容赦しない。「コンパウンド」と書かれた毒薬を柔らかい布に塗り、
一本づつゴシゴシと攻める。おっと。そのまえにフィンガーボードにはマスキングテープ
をはる。はがすときはさぞかし痛いだろう。いい気味だ。
フレットを攻め、テープをはがす。だいぶ参っているようだが、手加減はしない。
こんどは、ハンダごてでヤキを入れる。ピックガードを無体にもはがし、むき出しになった配線
に熱いコテでヤキを入れ、ハンダも追加する。ストラトが焼けるにおいがするぜ。
セレクターとvol,toneを引きはがし、新しいものに交換する。
配線が全部つながったらジャックの接点までゴシゴシいたぶってから、ピックガードを元通りにする。
ネジとブリッジ、ペグを新品と交換して、古いものは非情にも全部捨て去る。
新しい弦を張って、ネックにギリギリとテンションをかける。だいぶ苦しそうだ。ざまーみろ。
ジャックにケーブルをぶち込み、アンプとつなぐ。アンプのvolとストラトのvolを上げる。
虐待されたストラトの悲しみを現したような枯れた音がした。