08/06/29 11:40:20 +rK34I/l
>>221>>226
エゴン・ペトリ、ヴェデルニコフ、ホルショフスキー等々、
レコード会社との"華やかな"契約生活に関心を持たなかった
偉大なピアニストたちの後期ソナタを聴き込んでいると、
バクハウスは確かに素晴らしいけど、
演奏の「精神性」とは何もバクハウスだけの専売特許でないことに気付く。
深さや大きさにあふれたベトソナ演奏は、世の中に、なるほど他にも存在する。
ピアノソナタを作曲し終えた後に生み出された後期弦楽四重奏曲群を聴き込むと、
バクハウスのピアノソナタ解釈は永遠のものでない、言い換えれば、
もしかしたら、ある偏りや思い込み(バクハウスの思い入れから来る所のもの)
に覆われているのではないか、と考えるようになる。
マジレスしちゃうけど。