07/08/30 10:17:39 8OgpWDvf
>>57
同意。終楽章のへん、わかりやすく盛り上がるし。
ところで、フックスFUCHSのチェロソナタの1番も2番も、ポスト・ブラームス的な
名曲だと思います。1番は1881年作だから1886年のブラ2よりも前ですが、
ピアノの分散和音にのって淡くチェロが歌い出す冒頭部分なんて、
フォーレの後期を思わせるくらい、はっとします。
アントン・ルービンシュタインのチェロソナタの1番も2番も、
ポスト・メンデルスゾーンス的な名曲だと思います。
ブラームスやメンデルスゾーンと違い、チェロ協奏曲を書き切った人の
作品だけあって、技巧的にもいけてます。
これらの作品は、実はひそかに、ああ、言いにくいけど、
Rシュトラウスのチェロソナタより総合的にみて優れているんじゃないかと
思うのですが、誰か賛同してくれないかな?
Rシュトラウスは、確かに旋律にキレがあるし、超一流作曲家の萠芽は出てるけど、
同じ人のヴァイオリンソナタに比べたらまだまだだし、
なんと言うか、Rシュトラウスの陰にフックスやルービンシュタインを置くのは
後者の人達に気の毒だと思うんです。
このようにRシュトラウスのソナタに「勝てる」作品って、他にもあると
思うので、紹介してもらえたら更に嬉しい。