07/12/21 21:37:51 g4JwwdlD
そうかなあ。
>>333の「ビジョンがない」ってのはすごい分かるけど。ソロでも、何かの考えにそって
音楽をつくるタイプじゃないと思う。目の前の音が最高になるように弾いている感じ。
もしあのまま弾いたら、仲道郁代のバイオリンソナタになってしまうと思う。
ディオなんて全く分からんが、弦奏者の力量というより、多分あの音では合わなくて当たり前な気がする。
もちろん、違う弾き方をするんだろうけど。
でも、>>333はすごくまとまって分かりやすく書かれていて、上手いなあ。
こういう話は疑うのに、なぜ大手の活字になると突然客観性が出て信頼性が上がるのか、全く分からん。
一見正しそうだが、インタビューにしても本心を語るとは限らないし。
私がここで感想を求めてもなかなか出てこなかった。あたり前かもしれない。
自分の好みを言葉で表現することは難しいと同時に、思想信条を明らかにすることと同じだから。
自分の意見が極端である場合、又はそうであるかもしれないと不安に思う時は、隠そうとする意識も働く。
だったら、あなたや私が単に好きだから聞いているのと同じように、
仲道さんも好きなように弾いている、そのまま感じてよ、ってのが本心でしょ。そりゃ協力者に感謝はするだろうけど、
それ以上のことは本人にとってどうでもいいことだし。ただあのCDからは、意識的なものが聞こえてくるのは確か。
自分には完全に邪念というか、マイナスに聞こえたけど。ひょっとしたら、そこが評価されたのかもしれない。
とにかく大手の媒体は、本人の負の側面は表には絶対出てこないから、参考にはなるけど、こうした活字をそのまま信じるのはあまりに危険だと思う。
楽しむために読むもんでしょ。テレビのインタビューを聞いて、ちゃんと文脈や状況を把握せずに判断するのと近いものがある。
新聞雑誌のような活字媒体は、ウソではないけど、真実とは程遠くなる危険性が常にある。
音楽のような精神的なものの評価は、奏者が音楽で接して感じた率直な意見の方が、活字媒体なんかより圧倒的に真実に近くなると思うけど。