ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」の名盤at CLASSICAL
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」の名盤 - 暇つぶし2ch346:名無しの笛の踊り
07/04/10 10:08:22 0qjG6yno
こんど桶でエロイカをやるんだけど、花見をしながら妻に、エロイカが
いかに素晴らしい作品であるかということを語ったんだよね。
ハイリゲンシュタットの遺書を書き終わったベトヴェンはすっきりした
気持ちになったのか、人類のために音楽を作り続ける決意をしたんだろうね、
それで出来た作品がこれだよ。交響曲の1番や2番は、まだ先人の影響を
色濃く残しているわけだが、3番は明らかに違う。すげぇ違う。
自分自身の後の作品どころか、19世紀を通した音楽の枠組みをこの一曲で
作り上げてしまった。何が凄いって、技術面からいったらオーケストラの
各楽器を完全に自由にした。チェロとコントラバスは別のパートになった。
木管楽器と金管楽器では完璧な二管編成の枠組を提示した。
いや、ホルンだけは4本だ。あなたの桶のあのホルンで大丈夫?いや、その。
あとは動機だ。全曲を一貫する動機の労作が交響曲には必要だということを
示した。展開部が無茶苦茶長いが完璧だ。全体の構成からみて無駄な音が一つもない。
あとは物語性だ。それが露わになっていようがなかろうが、交響曲には
背景的な物語が必要だということを示した。ナポレオンの逸話くらいは
知ってたか、そうか。エロイカの物語はこんな感じだ。第一楽章では
英雄の業績が紹介される。第二楽章では英雄が死ぬ。
え?.......もう死んじゃうの?
いや、いいんだよ。第一楽章の英雄と第二楽章の英雄は、違う人だと
いうことらしい。ベトヴェンは、一人の英雄についてだけ述べたのではなく
「英雄」という概念について、それを描いてみせたんだよ。
第三楽章では英雄が疾駆する。第四楽章はプロメテウスについて描かれている。
でも、やっぱり変だよ。そうだよなあ、第二楽章で死んじゃうなんて、間が悪い
よなあ。いや、俺も小学校の頃に最初に知ったときは、確かにそう思った。
でも、緩徐楽章は大体は二楽章にあるのが王道だし、仕方がないと思っていたよ。
でも、言われてみたらやっぱり変だよなあ。

すまん、コピペじゃなくてオリジナルの文章だ。最後まで読んでくれてありがとう。
ちなみに「妹の茂み」については書いてないのでw


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