06/11/28 12:53:53 Av06SIRe
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札幌でアーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを聴いてきたところである。
うーん、この人の音楽作りはやっぱり小さな編成の、気心が知れた人たちとのほうが向いているのではないかと思った。
楽器の重なりのおもしろさ、しゃれっけといったものが、ダイレクトに出てくる。
オール・バッハのプログラムだったけれど、きわめてみやびな趣の管弦楽組曲第1番は美しかったし、対照的に祝典的な雰囲気を強く出した第3番も悪くなかった。
何と言っても舞曲がうまい。ウィーン・フィルとやったモーツァルトの交響曲第39番でも第3楽章が一番光っていた。
ところで、アーノンクール、燕尾服を着て激しく指揮している姿は、殺虫剤をかけられたゴキブリがもがいている姿に見えて仕方がない・・・と言ったら失礼に過ぎるだろうか。